俺が何したってんだよ映画『またヴィンセントは襲われる』感想文
ある日とつぜん他人と目を合わせるとその人に襲われるようになってしまった男を描くなんか筒井康隆みたいな笑える不条理ホラー。ゾンビ映画みもあってお買い得です。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ある日とつぜん他人と目を合わせるとその人に襲われるようになってしまった男を描くなんか筒井康隆みたいな笑える不条理ホラー。ゾンビ映画みもあってお買い得です。
iPhoneの宣伝動画とはいえ「おっ」と思わせるところがかなりある出来だったので、これを長編映画でやってくれ、邦画のお金を出す人たちは三池崇史にこれを映画でやらせてくれ…! と思ってしまう。
『キラー・マネキン』というタイトルだからマネキンが人を殺す映画だろう。いいではないか。マネキン殺人といえばカルトホラー『デビルズ・ゾーン』である。これもそんな映画なのかなと思ったが…。
もしこれが『ヘルレイザー』のリメイクではなく『ヘルレイザー』にインスパイアされた別のタイトルの映画なら、あれ全然いいじゃんと思えたかもしれない。しかしこれは残酷にも確かに『ヘルレイザー』のリメイク版なのであった。
別に下手な映画じゃないから出来はイイと思いますよ。だけどさ、これを映画館で観たいかっていったら別に観たくないんだよ。殺人ゴリラ人間の出てくる映画とかだったらどんなに愚作でも映画館で観たいんだよ!
怖いやばいとツイッターで評判になったものなんかたまに本物も混ざっているとはいえ大抵の場合は大したことがないという一例。
なんか薄い人間ドラマばっかで辟易したのでシーズン3をやるならウジウジしたドラマなんかすっ飛ばしてアクションとゲームばっかやってほしい。
この感想のような何かを読む人はあくまでもこれが見始めて45分でギブアップした人によるテキストであることをご理解の上お読みください。いいね!約束だぞ!
デル・トロは映画やその中の異形たちに魂を吹き込むことのできる監督だと思ってたのになあみたいな、ちょっとそういう失望とまではいわないけど釈然としないものが残る映画だったよこれは。
なんだか見るサウナのような映画だが、今の主流から明らかに外れた泥臭い作りがヒーロー映画に対する生身の批評ともなっており、なんとも渋みの効いた大人のヒーロー映画となっているのであった。