チキン食って自由に生きろ映画『リンダはチキンがたべたい!』感想文
これはほぐれる映画だね。メンタルがほぐれて外の世界にパカーっと開く。みんなも観て開放されたらいいとおもいます。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
これはほぐれる映画だね。メンタルがほぐれて外の世界にパカーっと開く。みんなも観て開放されたらいいとおもいます。
斬新っぽさを狙っているがゆえにかえってよくある感じになってしまっているところはあるが、ノリがよくて楽しいからあんま深く考えないでダラッとチルな感じでエンジョイしたらいいんじゃないだろうか。
すばらしいSFである以上にすばらしいダメ人間へのエールなので、人生ろくなことねぇなと思いつつ自分からは何か積極的にやろうとしないようなダメな人たちは必見。
あらすじからすれば悲惨かつ辛辣なブラックコメディと思えるが、主人公のメンタルが異常に太すぎるのでとくにそんな気にはならず、なんか逆に(?)爽快な後味が残るからこれは不思議な映画である。
アリストテレスを冠するだけあって高度に抽象的な映画で、そのへん唸らされるところだったのだがただ台詞が多すぎてちょいちょい流れが止まるので眠くなる。ネタバレになってるのかなってないのかわかんないので読むの自己責任で。
労働問題の題材からスタートして政治と私情を鋭く対比させながら生きることの罪と人間の実存にまで羽ばたくこの静謐なダイナミズム。構成も素晴らしいが人間観察眼も実にえぐく、いやいやこれは傑作だ。
渋谷TSUTAYAがついにレンタル事業を今年限りで終了するという衝撃ニュースに動揺しつつファスビンダー傑作選2023全三作感想文!
古典メロドラマ的な展開に古いなーと思うところはあるが「あの頃」の感じを鮮烈に思い出させてくれる面白い映画だったと思います!
せっかくバイクを盗んだのに主人公が全然爆走しない。なんだかねぇ窮屈なんだよ、頭の良い真面目な人が考えた不良映画って感じで。
紀里谷和明が舞台挨拶で映画監督引退表明をしたというこの映画、本気の映画であった。そして本気だが薄っぺらい映画でもあった。