【未体験ゾーン2024】4週目の感想文(『COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験』)

悪夢のような、というか悪夢そのものの映画だが、だからこそつまらない現実を忘れさせてくれるその悪夢にいつまでもうなされていたくなる、俺にとってはそんな映画でありましたね。激押し。

ジョー・ダンテの『ムービー・オージー』を観たという思い出

こんなシロモノの感想を書いてもしょうがないんじゃないかという気もするのだが今後日本の映画館で上映される可能性はまず無いと思われるので、一応観た人間の一人として記録に残しておくかという気になった。

遊びで壁を乗り越えろ映画『ペルリンプスと秘密の森』感想文

あれなんだかこれは前にも観たことがあるような気がするぞなんだっけほらイメフォーでやってたブラジルのアートアニメのあぁそうだあれあれ『父を探して』、あの映画にセンスが似ているなと思ったら他でもないその監督アレ・アブレウの新作がこの『ペルリンプスと秘密の森』なのであった。これまたすばらしい作品。

号泣へっぽこSF映画『宇宙探索編集部』感想文

すばらしいSFである以上にすばらしいダメ人間へのエールなので、人生ろくなことねぇなと思いつつ自分からは何か積極的にやろうとしないようなダメな人たちは必見。

必睡映画『独裁者たちのとき』感想文

こんな映画を肩肘張って真面目に観るのはむしろ不真面目な態度だろう。俺も眠い目をこすって長々と感想を書くのはやめてもう寝るのでこれから映画を観るみなさんも猛烈な睡魔に逆らわずしっかりと劇場で眠るべし。

今こそ観たい映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』感想文

挑発的な選曲で幕を開けるこの映画は言うならばボウイの映像ライブにして映像と音楽で観るボウイの思想書。観ろとしか言えない。

人生だいたいなんとかなる映画『かがみの孤城』感想文

悩める中学生をリアルに描いてよい映画だし、あとオオカミ様は芦田愛菜が声を演っているのですがあの声で「ふふふ…そうであろう。諸君もようやく気付いたようだな」みたいな口調のちょい天然ボケキャラ、七人の不登校児との温度差の激しいやりとりには笑わされつつ激カワ轟沈。

地獄の車窓から映画『マッドゴッド』感想文

手持ちの少ないレトリックで太鼓持ちを演じてしまえばせっかくの体験も貧しくなろうというものだから、とにかく、すばらしかった。とこれだけ言っておこう(感想本文ではもっと色々言ってますが)