【ネッフリ】『ボス・ベイビー:ビジネスは赤ちゃんにおまかせ!』の感想

ボス・ベイビー:ビジネスは赤ちゃんにおまかせ![Netflix]

《推定ながら見時間:不明》

一応は映画版『ボス・ベイビー』の後日談的なエピソードとしても見れるようになっているが一部設定とかメインキャラが共通するだけで内容的にはかなり別物っていうかガッツリお子様好みに寄せてきたボーナストラックの観。
俺は映画版『ボス・ベイビー』のストーリーはすげぇ好きだったのでお話としてはこんなの蛇足でしかないのですが子どもは喜ぶんじゃないすかね。猫とかいっぱい出てくるし(ただし恐怖の対象として)。

タイトル通りボス・ベイビーのお仕事風景にスポットを当てた全13エピソード。ボスベとティモシーくんの心理的障壁は映画版でまるっと解消されたのでそのへんは完全スルーして、ボスベと赤ちゃんズが映画版ではたしか肖像画オンリーのカメオ出演に留まっていたベイビー会社CEOの嫌がらせをかわしつつ、ネコネコテロを画策する新たなる敵・猫男爵の陰謀を阻止すべく暗躍するっていうシリーズ構成。

映画版ではほんの添え物だった赤ちゃんズが明確にボスベの部下のベイビー会社社員として定義されたので(逆に強面の女児上司は姿を消した)、わけのわからん野望を抱いたエキセントリックな悪役の存在もあってなんかクレヨンしんちゃん感っていうか、かすかべ防衛隊っぽさ濃厚。
映画版では冷酷だが有能なビジネス女児に過ぎなかったステイシーはネネちゃんみたいな女王様系女児キャラになってしまった。問題児だったティモシーくんはなんだかメンタルが安定して風間くんみたいな優等生に化ける(そこらへん映画版の顛末を踏まえた感があった)

個人的おもしろエピソードはあれだなエピ4の『デッカー・ムーンブーツの事件簿』。ベイビー会社系のエピソードはどれもお子様感性に合わせて脳みそのネジが飛んでいるが中でもこれは特にすごかったすね意味不明意味不明。
ベイビー会社の社員たちに突如として原因不明の成長期が訪れてしまいリアルタイムで声変わりしたり身長が伸びたりしていくのだが、その理由もエピソードの締め方も酷すぎるナンセンスで溶けたよ、脳。

映画版に比べるとストーリーの縛りが緩いのでわりと好き勝手にやれたんじゃないか、作る方は。言うことを聞かないご近所ベイビーに業を煮やしたボスベが「まるで北朝鮮との交渉だな!」とか言い放つのがエピ1というぐらいだから自由。
人を外見で判断してはいけません的な教訓を盛り込んだ教育的エピソードは人付き合いと外面の悪いミステリアスな人物が実はやっぱり悪いやつだったという身も蓋もない結末で説得力ゼロ。

それでいいのか、と言われれば自由すぎて俗悪アナーキー路線に片足突っ込んでるので教育的にはあまりよろしくないとおもうが、まぁ、おもしろいからいいんじゃないの。

【ママー!これ買ってー!】


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このアナーキーは本郷みつる監督期の映画クレしん。

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