原発事故を乗り越えろ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』感想文(ネタバレ?)

アリストテレスを冠するだけあって高度に抽象的な映画で、そのへん唸らされるところだったのだがただ台詞が多すぎてちょいちょい流れが止まるので眠くなる。ネタバレになってるのかなってないのかわかんないので読むの自己責任で。

ペンはナートゥより強し映画『燃えあがる女性記者たち』感想文

第二次インド映画ブームが勃発しインドのネガティブニュースが報じられなくなった(視聴者に嫌われるから)今こそ必見な感じのドキュメンタリー映画だった。踊ってる場合か!ペンを取れ!

恐怖は海からやってくる映画『ドラキュラ デメテル号最期の航海』感想文

さいきんはすっかり細くなったとはいえ怪奇/ホラーの世界に脈々と受け継がれる海の恐怖を久々に大画面で見せてくれたという点で、『デメテル号最期の航海』、単に面白いだけじゃなくてけっこう嬉しい感じの映画なのです。

とりあえずお茶でもどうぞ映画『福田村事件』感想文

都会の生活ならともかく大正田舎庶民の貧乏生活がじめっとした空気の中で淡々と描かれる映画なのでそこが大事なんだよそこがという声はわかるが画面から凶悪な睡魔が襲ってきた。かなり寝たがイイ映画だと思います。

異次元に突入した映画『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』感想文

ここまで突き抜けてしまったら今後はもう曲がりなりにもモキュメンタリーホラーであったこれまでの路線は維持できないので全年齢対象のアクションファンタジーの路線にチェンジするしかないと思うが、その「いやこれどうするんだよ!?」感、嫌いじゃない。

昭和お化け屋敷映画『禁じられた遊び』(2023)感想文

よかったですよ『禁じられた遊び』。中川信夫の怪談映画みたいな昭和の香りの見世物ホラーだ。このタイトルでカスだったらどうしようと心配してたからちゃんと面白くてホッとしたよ!

突っ走れ映画『悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版』感想文

事件に次ぐ事件、不穏に次ぐ不穏、その頂点で爆発する荒々しいカーチェイスの興奮と、そして突然の幕切れがもたらす虚無的なカタルシス…映画が終わって1分ぐらいは世界で一番面白い映画だと思った。

これがアメリカの砂漠だ映画『アステロイド・シティ』感想文

ウェスアン映画これからずっとこの路線なんだろうか。そのつもりならもういっそのこと人形アニメとかにしちゃえばいいのではとか思うのだが。マネキン置いて『オー! マイキー』みたいな感じで。