異次元に突入した映画『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』感想文

ここまで突き抜けてしまったら今後はもう曲がりなりにもモキュメンタリーホラーであったこれまでの路線は維持できないので全年齢対象のアクションファンタジーの路線にチェンジするしかないと思うが、その「いやこれどうするんだよ!?」感、嫌いじゃない。

昭和お化け屋敷映画『禁じられた遊び』(2023)感想文

よかったですよ『禁じられた遊び』。中川信夫の怪談映画みたいな昭和の香りの見世物ホラーだ。このタイトルでカスだったらどうしようと心配してたからちゃんと面白くてホッとしたよ!

突っ走れ映画『悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版』感想文

事件に次ぐ事件、不穏に次ぐ不穏、その頂点で爆発する荒々しいカーチェイスの興奮と、そして突然の幕切れがもたらす虚無的なカタルシス…映画が終わって1分ぐらいは世界で一番面白い映画だと思った。

これがアメリカの砂漠だ映画『アステロイド・シティ』感想文

ウェスアン映画これからずっとこの路線なんだろうか。そのつもりならもういっそのこと人形アニメとかにしちゃえばいいのではとか思うのだが。マネキン置いて『オー! マイキー』みたいな感じで。

女子高生よ長渕剛を聞け映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』感想文

長渕剛だな。悩める女子高生は長渕剛を聞いて長渕剛の書き初め大会をYouTubeで見ればいいんだと思う。面白いキラキラ映画でした。

私情を挟み尽くす映画『あしたの少女』感想文

労働問題の題材からスタートして政治と私情を鋭く対比させながら生きることの罪と人間の実存にまで羽ばたくこの静謐なダイナミズム。構成も素晴らしいが人間観察眼も実にえぐく、いやいやこれは傑作だ。

ほんとにあった! 呪いのアニメ映画『オオカミの家』&『骨』感想文

夏に観るホラー映画としては上映時間も短くとてもよいと思う。まぁこういう映画は「なんかヤバイ映画があるらしいよ!」っていう噂に素直にノって友達とかと一緒に観に行ってヒエ~ってなるのがよいんでしょう。