あのころ誰もが排外主義者だった映画『エディントンへようこそ』感想文
コロナ禍反省映画ということで今こういう映画がアメリカ映画の比較的有名なスタジオと有名な映画監督の作として出てきたのは価値のあることだと思われ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
コロナ禍反省映画ということで今こういう映画がアメリカ映画の比較的有名なスタジオと有名な映画監督の作として出てきたのは価値のあることだと思われ。
昨今のシネコンにかかる日本映画は原作付きではないものを見つける方が難しいぐらい原作ありきなのにこの映画はシネコンにかかる予算規模の商業日本映画なのに監督・坂下雄一郎のオリジナル脚本でしかも社会風刺ネタの悲喜劇ときたもんだ。こんな映画が売れるわけがない! 面白いのに!
毎年行く度に東京国際はコンペのレベルが低いとぶーぶー文句を言っている気がする。
冒頭何分か見逃しちゃったし頭痛くて終盤も30分ぐらい寝てるからもう1回観に行くつもりでこれは諸々わかんないことがある中での仮の感想文。とりあえず言えるのは、大爆笑映画でした。
キラキラ映画としても難病映画としても王道とても王道、そして案外大人の映画でもあったりします。
一言で言えば暗黒アニメ界の『もののけ姫』という感じのアウトサイダー・アート・アニメ大爆発作。ものすごいぞ!
宣伝は胸糞推しだったが胸糞映画というよりは『柔らかい殻』のような暗黒ジュブナイルのテイスト。いささか陳腐だが面白かったです。
フルチの『怒霊界エニグマ』と並ぶマニエリスム・カタツムリ映画だなこれは。好き。
あるある満載でおもしろかった。単なる法廷劇には留まらない力作じゃあないだろうか。
トータル9時間ぐらいのワン・ビン監督作『青春』三部作の完結編は春節帰省スペシャル版。画的な変化が多いのでなんと今回はノースリープ鑑賞を達成してしまった!