風邪を引いたときに見る悪夢みたいな映画『MALUM 悪しき神』感想文
とにかくあちらもこちらも謎だらけ、でも映像のインパクトは強いから怖いし面白い、そんな映画でした。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
とにかくあちらもこちらも謎だらけ、でも映像のインパクトは強いから怖いし面白い、そんな映画でした。
フィクションならではの無茶な突破力にやられてしまう、なんともパワフルでおそろしい、そしておもしろい映画であった。
振り返ればそこに香川照之。いや振り返らなくてもそこに香川照之。歩く災害として香川照之を捉える面白い映画だったが、少し生硬だったようにも思う。
やたらと頭部破壊に集中した殺人に余念が無く、それ意外の要素、たとえば無駄なヒューマンドラマなどはやらない潔さで実にアッパレ、快作という言葉はこういう映画のためにあるのだと言いたくなる映画だった。
度を超した狂いに大いに戦慄させられ混乱させられ時には笑わされてそして哀れな人々の必死の抵抗っぷりにジーンとさせられてのソイ・チェンとジョニー・トーとヤウ・ナイホイと香港特盛の一本。超おもしろい。
またブラムハウスのヌルい家族愛ホラーだろと思ったら違った!デジタルテクノロジーの超進化によってもはや何が現実なのかわからなくなった世界の行く末を垣間見せるラストに戦慄の、これはたいへん掘り出しものの終末SFホラーではないかとおもいます!
アルジェント映画以外の全部が最悪のバッドエンドと言っても過言ではない1970年代イタホラは実家のようなもの、そこにはレジャーのような刺激と面白さはないかもしれないが、その代わり疲れたらいつでも帰る場所としての安心感があるのだ。というそんな1本。
『マインドハンター』みたいなシリアルキラー捜査ものの連続ドラマの一気見バージョンみたいな感じなので『マインドハンター』の完結編たるシーズン3の制作再開を切に願う俺としては面白かったです。
今回はとにかく血と臓器と絶叫のたっぷり載った凄惨な阿鼻叫喚編。面白かったが、なんか気分が荒む。
古典怪談の風格漂うアイルランドの心霊ミステリー。おどろおどろしいムードが怖いしラストはカタルシスあるしでよい怪談でしたね。