【ユーネク】ムカデミック映画『ムカデ男』感想文
キモいけど面白い!最近はグロホラーに意外と若いお客さんが入るようになったし、これも劇場公開できていれば日本でもスマッシュヒットしたかもしれないっすねぇ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
キモいけど面白い!最近はグロホラーに意外と若いお客さんが入るようになったし、これも劇場公開できていれば日本でもスマッシュヒットしたかもしれないっすねぇ。
前作があまり面白くなかったので期待してなかったがどっこい今度はサイコホラーの意外な佳作。ゴアもがんばる。
こりゃおもしろい。日本版予告編に出てきた「ここ10年でもっとも怖い映画」という惹句は誇張としても、「『セブン』以降でもっとも怖いシリアルキラー映画」という惹句はまぁまぁウソではないんじゃないだろうか。
面白いのだがとにかく随所に感じるダルデンヌ既視感、しかもダルデンヌと同じベルギーの映画とくればこれはジェネリック・ダルデンヌと言われても仕方がないのではないか…。
まったく期待せずなんとなく観たら掘り出し物を見つけた気分になって嬉しくなる、これはそんな良きノワール小品。
きわめて精巧な暴力についての寓話。傑作と思いますが表面だけ追うとその面白さがあまりよくわからんかもしれません。
最初から最後までずっと(たぶん)救いがないホラー映画って素敵ですよね。素敵な映画でした。
人によってはとっても怖く、人によってはまったく怖くないかもしれない映画だが、この映画が怖くないという人は幸いである。なぜなら――
実在心霊スポット題材ホラーといっても『コンジアム』みたいな特盛り映画じゃないですけど、じゅうぶん面白い正統派の家もの心霊ホラー映画だったんじゃないでしょーか。
今回の三作目で設定とか方向性とか諸々固まった感じなので、『テリファー』シリーズには今後も続いてもらいそのうち『ジェイソンX』みたいにアート・ザ・クラウンさんには宇宙に進出してもらいたいと思います!