完走断念映画二本立て感想文『呪葬』&『フンパヨン 呪物に隠れた闇』
覚醒状態での完走を断念したこの2本の新作オカルトホラーの感想を、今回は2本立て形式でお届けします。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
覚醒状態での完走を断念したこの2本の新作オカルトホラーの感想を、今回は2本立て形式でお届けします。
よくできた良いホラーだと思うのだがどうしてこれがまっっったくといっていいほど話題になっていないのだろうか…!
いや~、夢遊病/不眠症ホラーって、やっぱ面白いですね! 『ナイトメア/夢魔の棲む家』はその最新の佳作であると、寝ながら混乱した頭で観た俺は思う…!
前にやってたテレ東のフェイクドキュメンタリーホラーは期待外れだったが、『フェイクドキュメンタリーQ』のスタッフが入った影響か今回はしっかり怖かった。
いわゆるひとつのツーリスト・トラップものにして90年代黒沢清映画っぽさもある、あるある感満載の厭サスペンス。厭で面白かったので帰宅応援上映希望。
これは力作、それもかなりの力作であることは間違いないし、あえて今観るべき映画を1本選ぶとしたら、俺はテレビとかネットとかでたくさん観られるウクライナ戦争やガザ虐殺の映画よりも、この映画を推す。
ある日とつぜん他人と目を合わせるとその人に襲われるようになってしまった男を描くなんか筒井康隆みたいな笑える不条理ホラー。ゾンビ映画みもあってお買い得です。
いささかコンセプトが強すぎてわざとらしさが感じられるところもあるのでその点ちょっと白けなくもないのだが、とはいえ今映画館で観ればたいへん貴重な体験が(よほど鈍感な人でなければ)できるので、今必見の映画です。
世にはというかアメリカにはスナイパー映画とか銃乱射映画とかがたくさんあるわけですけれども銃撃のコワさでいったらこれはその中でも頭一つ抜けているんじゃあるまいか。アメリカの政治分断もうまく絡めておもしろかったです。
ということで未体験2024、3週目なわけですが…今週の上映作はなんと未体験史上最多なのではないかこれは、旧作2本も含めて7本です。3本しか観てませんが。