悪魔のせいで葬式台無し映画『三日葬 サミルチャン』感想文
ほぼ寝ていたから詳細不明だが、おそらく奇を衒うところなく王道の悪魔憑きホラーとして完成度は高いんじゃないでしょうか。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ほぼ寝ていたから詳細不明だが、おそらく奇を衒うところなく王道の悪魔憑きホラーとして完成度は高いんじゃないでしょうか。
いまどき『鬼滅』をまるで知らない人間が女の子が巻物食べるアニメかなと思って観てきた感想です。
トンチキ感のある場面も一部あるものの全体的にはかなりコワく、そして怪談的な切なさも漂う、これは中田秀夫がまだまだJホラーの第一線で戦えることを示した貫禄の一本じゃあないだろうか。
最初はあれちゃんとしてるなと思わせておいてなんだかんだ最終的にはやっぱりしょうもない映画だった『人肉村』の続編。
またまた黒沢清フォロワーの作品だが映像表現や音響演出はかなりイイ感じなのでなんかコワイ映画とか尖った映画とかを観たい人にはオススメしたい。
最近のアメリカのホラー映画は無駄にイイ話とか知的な話にしようとするシケた出来のものが多すぎるが、これはみんなでワイワイと無邪気に残酷&恐怖を楽しめるイイやつだと思います!
最初の方は面白いけどなんか結局いろいろと雑で底の浅い映画だった。
派手!うるさい!ストーリーがほとんどない!と三拍子揃った酷暑により脳が機能しない夏にはなかなかピッタリな映画かもしれません。
面白かった部分よりも期待外れだった部分の方が大きかったが、サクッと観られる中短編ホラーを劇場でという試みは大いに歓迎なので、若手監督の習作ホラーなんかどんどん劇場でやってくれればいいと思います。
全体としてはB~C級の取るに足らない暇つぶしホラーでしかないかもしれないが、こういう何のタメにもならない暇つぶしホラーが映画館で観られるというのは実に幸せで贅沢なことです。