北欧お通夜映画『突然、きみがいなくなって』感想文
人が一人死んでみんなひたすら泣き通しのお通夜みたいな映画。俺向きの映画ではなかったです。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
人が一人死んでみんなひたすら泣き通しのお通夜みたいな映画。俺向きの映画ではなかったです。
全体としてはB~C級の取るに足らない暇つぶしホラーでしかないかもしれないが、こういう何のタメにもならない暇つぶしホラーが映画館で観られるというのは実に幸せで贅沢なことです。
少女の物語である以上に1980年代後半の日本という時空間のシミュレーションとして面白かった。
言うまでもなく頭にも心にも残るものなどまったくないわけだが、必要最低限の道具立てで予算以上に楽しませてくれる、コメディキラキラの快作じゃあないでしょーか。
あまり刺激の強い面白い映画ばかり観るのも体に毒かもしれないから、たまにはこういう減塩映画もいい…のかなぁ?
かわいい若造どもを演じた役者陣、奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩のアンサンブルがこの映画の魅力の9割。ここから未来のスタアが飛び出すかもしれない。
思い出せ!お前たち人間は動物だ!ビッグフットなのだ!なんだかそう言われているようなアツいUMA生活ムービーでした!
ぜんさくどうよう、こんかいもいいえいがたいけんができてよかったです。ぷしゅぷしゅ。
笑いあり嫌悪あり呆れありの最後は絶望ホラーエンタメとして、C級はC級だが、楽しくて良いホラー映画だったんじゃないでしょーか!
あの『新幹線大爆破』のリブート作としてどうなのかとは思うが新幹線運転手ののんはかわいい。