グレートチャイニーズワールド映画『青春 帰』感想文

トータル9時間ぐらいのワン・ビン監督作『青春』三部作の完結編は春節帰省スペシャル版。画的な変化が多いのでなんと今回はノースリープ鑑賞を達成してしまった!

帰って来たド王道Jホラー映画『ドールハウス』こわかった感想文

めちゃくちゃホラーそしてJホラー。予告編では監督の矢口史靖の名前がでかでかと出て矢口史靖といえばやはり代表作は今でも『ウォーターボーイズ』となろうからコメディの印象の強い人、ジャンル的にはホラーとしても所々に笑いを差し挟んでくるぐらいはしているのだろうと思いきや、なんとこれが笑いゼロであった。

図解!これが新自由主義世界だ!映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』感想文

ただひたすらに新自由主義が世界を覆う現代を戯画化して見せる活人画のごとし86分。面白いかどうかはわからないが、こんな世の中でいいんですかという問いかけとして、そして睡眠不足解消のための睡眠導入映画として、得るところは多い映画じゃないでしょーか。

ハリウッドは夢の都映画『MaXXXine マキシーン』感想文

面白かった! …とも言いがたいが、かといってつまんなかった! と言うほどでもない。普通である。といっても前二作を踏まえた上での普通なのでこれ単体だともう少し印象は悪くなるかもしれない。

いや普通に幽霊こわいよ映画『見える子ちゃん』感想文

ホラー×コメディ×ミステリー×青春×ヒューマンドラマななかなかのジャンルミックス野心作。怖くて笑えて最後はちょっとホロリと、これもまた『ほん呪100』に続く中村義洋のJホラー快作だったんじゃないでしょーか。

トムクル生前葬映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング 』感想文

トムが走りトムが泳ぎトムが飛行機に掴まる、ただそれだけを楽しむある意味ひとつのどうぶつ生態観察映画だが、もしかするとハリウッド映画史に残るかもしれません(ただし誰も想像していなかったであろう理由で)

そのタイトル表記は勘弁してくれ映画『か「」く「」し「」ご「」と「 』感想文

かわいい若造どもを演じた役者陣、奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩のアンサンブルがこの映画の魅力の9割。ここから未来のスタアが飛び出すかもしれない。