理系のアルマゲドン映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』感想文
とても見やすいエンタメ映画だと思うが俺に向けられた映画ではなかった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
とても見やすいエンタメ映画だと思うが俺に向けられた映画ではなかった。
おめーは『最強伝説黒沢』の第一巻かもしくは二十代の頃の俺かよ!身につまされること甚だしい映画でしたッ!
小学生の向けの教育映画としてなら1910年代のパリの風俗のお勉強にもなるのでそこまで悪くないかもしれないが……という映画だった。
面白いかったんですけどこの内容なら救命病棟24時的な病院ドキュメンタリーみたいなのを観たらよくない?とか思ってしまう。
怖いか怖くないかでいったら1:9の比率で怖くないに傾くわけだが、テンポ良く次々と安い怪奇現象が起こるので退屈はしなかったとおもう。
変わったタイトルだが基本的にはウェルメイドなB級オカルト映画。そんなに深く考えることもなく漫然と観ていたらなんか思ったより面白くて得したみたいなそういうたぐいの映画だった。
想像だが『クワイエット・プレイス』思ったよりめっちゃヒットしたからその二番煎じ作れっていう発注の映画なんじゃないすかね。
どんでん返しの連続に加えて銃撃戦、爆破、カーチェイスとおもしろさてんこ盛り、まさに息もつかせぬという形容詞がぴったりの実に午後ロー的満足度の高い一級品のB級SFサスペンス・アクション!
つまんないわけじゃないけどどうにも見所に乏しくて良く言えばウェルメイド、悪く言えば陳腐、といったところ。
あれ、これドンパチ満載のバカ映画じゃなくて良い映画だったんじゃないの……? 思わずそう錯覚してしまいそうになるスタローン印の共和党アクションでした。