悪魔の毒々歌舞伎町映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』感想文
もったいないなぁ。品性や人間性をドブに捨てた(あるいは捨てさせられた)クズ人間がそんな自分を変えたいと願う切なさは三池映画っぽいところだったのだし、もう少しこう、シナリオが上手くできていたら力作になったんじゃないだろうか。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
もったいないなぁ。品性や人間性をドブに捨てた(あるいは捨てさせられた)クズ人間がそんな自分を変えたいと願う切なさは三池映画っぽいところだったのだし、もう少しこう、シナリオが上手くできていたら力作になったんじゃないだろうか。
面白いか面白くないかで言えば面白い映画ではあるんじゃないだろうか。なんかいろんな展開があって大河ドラマ的で。しかし同時に、現代日本で敗戦後の日本という時空間を想像することの困難をまざまざと見せつけられる映画でもあるのであった。
毒にも薬にもならないとはまさにこのこと。とにかく、全力で「いつものアレ」、午後ローでやってるアレである。そういう映画としての完成度はなかなか高いのではないだろうか。
なにやら残酷な現実を見せつけられるので観ていて哀しい気分になるキラキラ映画だが、カッコイイ安斉星来にカワイイ安斉星来、凜とした安斉星来にちょっと抜けている安斉星来など、安斉星来の様々な表情を引き出しているという点で、安斉星来のアイドル映画としては高得点。
個人的な好みで言えばやっぱもっとショーンと動物たちに活躍してもらいたいしショーンと犬のバトルも観たいのだが(今回は仲違いなくずっと共闘)、シリーズ番外編的な1本として今回も楽しい映画でした!
なんかいつものレジェンダリー映画って感じでした。『ストリートファイター』っていうか人間版の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』みたいな。
カフカ原作として観ると意外と面白くないかもしれないとはいえ、その映像が後生の様々な映画監督に強い影響を与えた古典なので、やはりスゴイ映画なのだ。
あぁ、あの頃に戻りたい……信者たちのその感情ばかりが透けて見えるのだから、作っている方は意図するところがゼロだと思うが、なんだか少しだけ切なくもなってしまう今回の幸福映画なのであった。
サメ映画はいつの間にか一大ジャンルになってしまったが、海の王者といえばサメではなくやはりクジラです。この映画が嚆矢となって今後クジラ映画ブームが巻き起こることを期待しよう!
渋いのでかなり寝てしまったとはいえこういう映画が映画館でやることはやはりありがたい。客入りは厳しそうな気がなんとなくするのだが、関係各位頑張っていただきたいと思う。