泥臭さを脱臭したら台無しじゃないか映画『デッドマンズ・ワイヤー』感想文
あらすじと予告編を見ればまるで『狼たちの午後』のようだが実際の映画の印象はだいぶ異なり、なんだか美談のようになってしまっていた。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
あらすじと予告編を見ればまるで『狼たちの午後』のようだが実際の映画の印象はだいぶ異なり、なんだか美談のようになってしまっていた。
またなのかという思いなのだがどうして最近の若い日本のホラー監督は「警察の存在しない世界」の設定でしかホラー映画のシナリオを書けないのだろうか。
カルト監督スティーヴン・コスタンスキの新作がなんと2本まとめて大公開である。さっそく観てきたので2本まとめて感想どうぞ。
ペルーこういう国、というのがかなり狭い範囲だとしてもわかる疑似観光映画として、まぁ悪くはないんじゃないすかねぇ。アルパカ可愛いし。
主演ワンちゃんは可愛くてよかったけどコンセプトだけじゃなくてもう少し内容を煮詰めた方がよかった映画かもしれない。
いやぁ、面白いっすね。不気味な雰囲気の都市伝説ホラーとして始まって最終的には筋肉(的な)決着。ラーメンに餃子とミニチャーハンが付いてくるようなこれはホラーのお得セットAじゃあないか。
『大統領のケーキ』はえらい。やるせない現実に肉薄しているから。ただそういうものとしての世の中を見せてくれるから。そういう映画って最近少なくなっちゃったからな。
今度のトニー・ジャーもやっぱり殺意と殺気が大爆発!実に教育的かつ怒り心頭のトニー・ジャー映画にして中国産香港カンフー・ノワール映画であった!
わりと面白いホラーなのだが、その露悪的なまでのヒトコワには、怪物の創造という知恵であるとか豊かな想像力であるとかを失った現代人のある種の貧しさを感じてしまう。
つまらないものとなんでもないものをあえて映画で観る。それほど豊かな時間もないのではないだろうか?