完走断念映画二本立て感想文『呪葬』&『フンパヨン 呪物に隠れた闇』
覚醒状態での完走を断念したこの2本の新作オカルトホラーの感想を、今回は2本立て形式でお届けします。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
覚醒状態での完走を断念したこの2本の新作オカルトホラーの感想を、今回は2本立て形式でお届けします。
いや~、夢遊病/不眠症ホラーって、やっぱ面白いですね! 『ナイトメア/夢魔の棲む家』はその最新の佳作であると、寝ながら混乱した頭で観た俺は思う…!
コロナ禍のロックダウン状況をダークに寓話化。面白くはないが陰気なムードは悪くなかったと思います。陰気なムードだから面白くないという説もありますが。
ぶっちゃけ別に面白くはないのだが面白くないからこそのヒーリング効果がこの映画にはあった!イイ具合にこころが浸れるよきSF映画だなこれは。
クールだけど青くて甘酸っぱい大人の純愛映画。純愛ものが好きならエモくなれると思います。
ちょっとこれは映画全体の統一感を出すためか、狩人×狼×シリアルキラーなんで顔合わせのわりにはこじんまりとまとまりすぎてしまったような気がするな。悪い映画では決してないのだが。
最近ではやたらと値段の高い映画館のシートがたくさん売られているが、こんな小さな映画をゆったりと小さな映画館で観ることこそ、本当の意味で贅沢な映画体験なんじゃないだろうか。
どういう経緯なのかよくわからないがベルギーのバス・ドゥヴォスという監督の映画がいきなり二本同時にBunkamuraル・シネマ渋谷宮下で公開されたので観てきた。
ヤクザ/ギャングものB級アクションのベタそれ一つを貫徹する。それがこの映画というわけで昨今のベタベタ韓国娯楽映画に胃がお疲れ気味の俺としてはこれはとても好ましいものと映った。
エリセの時代はもう終わった。だからこそエリセが今あたらしく映画を撮ったことに、まったくしょうがねぇなと思いながら、ちょっと嬉しくなってしまうのだ。