自由と恐怖の産業革命映画『ノスフェラトゥ』(2024) 感想文

オリジナルの『ノスフェラトゥ』は別にゴシックではないのだがこちらリメイク版は監督がゴス派ビジュアリストのロバート・エガースだからゴスな雰囲気満点。文明批評の視点もあって面白かったです。

工場の出口の人々映画『ガール・ウィズ・ニードル』感想文

面白かったけどあんまり好きな映画ではなかったな。なんじゃろね、やっぱ戦争被害っつーのは重いもんですから、B級ならB級でいいけど、真面目にやるなら真面目にやるで覚悟を決めてやってほしいつーかね。

特集上映「石井隆Returns」開催決定を祝して全上映作をレビューする!

ついにこの時がやってきた!特集上映「石井隆Returns」公開を祝して上映される4作品の昔書いたレビューのような何かをまとめたのでみなさんよろしければどうぞ!

眠って平和映画『Underground アンダーグラウンド』感想文

ノイズ監督・小田香の新作はダウナー系の映像ドラッグ、観客を包み込むような環境音とさまざまな静寂のイメージに身を浸していれば睡眠おそらく不可避の、快眠映画の傑作だ!おやすみなさい!

さらば香港ノワール映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』感想文

香港ノワール斜陽の時代に打ち上げられた大花火。「これが最期の香港ノワール!」との宣言が画面から聞こえてくるような大熱作でした!

2024年この映画よかったベスト10+1!

明けたね! おめでとう! いやー! 去年はいろいろあったなー! までも毎年いろいろあるかー! あはははは! ていうことでね! 毎年俺恒例の誰も待ち望んでいない年間俺ベスト映画10本の発表です!

シリアルキラー解体新書映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』感想文

前作をとりあえず忘れて単独の映画として観れば映像的な見所いっぱい。むしろ前作を観ない方が楽しめる映画かもしれない。