グレートチャイニーズワールド映画『青春 帰』感想文
トータル9時間ぐらいのワン・ビン監督作『青春』三部作の完結編は春節帰省スペシャル版。画的な変化が多いのでなんと今回はノースリープ鑑賞を達成してしまった!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
トータル9時間ぐらいのワン・ビン監督作『青春』三部作の完結編は春節帰省スペシャル版。画的な変化が多いのでなんと今回はノースリープ鑑賞を達成してしまった!
フィクションとノンフィクションを行き来する、私的な白昼夢のような現代中国だいたい30年史。チャン・タオの凜とした佇まいも美しい見事な映像詩ではないかとおもう。
ノイズ監督・小田香の新作はダウナー系の映像ドラッグ、観客を包み込むような環境音とさまざまな静寂のイメージに身を浸していれば睡眠おそらく不可避の、快眠映画の傑作だ!おやすみなさい!
1970年前後のUKロックシーンに多少なりとも興味があれば楽しく観られる映画ではあると思うが、それだけの映画でもある。
とにかくネコチャンたちがかわいらしい、それだけの映画であった。
なんかよくわからんがイランの名匠ポジション監督モフセン・マフマルバフと娘のハナ・マフマルバフがそれぞれ撮った60分ぐらいのドキュメンタリー映画がセットで公開されてたので観に行ってきた。
なにせ日本の公立校のドキュメンタリーであるから通ったのは数十年前とはいえ俺の目には新味と感じられるところは少なかったのだが、日本の小学校教育を今こうやって改めて俯瞰してみるといろいろ発見もあって面白い。
いつでも観たい映画ではあんまりないが、なかなか得がたい映像体験ではあったので、なんだかんだ観終わって充実感はあった。
幸せ家族を失いたくないという優しさと弱さが残酷な結果を招いたのだとすれば、これはなかなか切ない話だなぁと思ったりした統合失調症患者とその家族のドキュメンタリー。
単なる『悪魔のいけにえ』ファンの著名人のインタビュー集なのでドキュメンタリー映画としてはどうなんだと思うがなんだかんだ面白くはあった。