怪獣が高所恐怖症映画『エレベーション 絶滅ライン』感想文
普通だな。普通だけど、上映尺が91分と短いので、暇つぶしに観るには悪くない映画かと思います。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
普通だな。普通だけど、上映尺が91分と短いので、暇つぶしに観るには悪くない映画かと思います。
最初はあれちゃんとしてるなと思わせておいてなんだかんだ最終的にはやっぱりしょうもない映画だった『人肉村』の続編。
面白かった部分よりも期待外れだった部分の方が大きかったが、サクッと観られる中短編ホラーを劇場でという試みは大いに歓迎なので、若手監督の習作ホラーなんかどんどん劇場でやってくれればいいと思います。
全体としてはB~C級の取るに足らない暇つぶしホラーでしかないかもしれないが、こういう何のタメにもならない暇つぶしホラーが映画館で観られるというのは実に幸せで贅沢なことです。
予想外のヒットを飛ばした『きさらぎ駅』の続編も公開中の昨今はネットミーム系ホラーが数々製作されているが、そんな中でもとびきり異様・異質な、とても人には勧められないのだが、といって捨て置くこともできない、どうとも形容しがたい異色作。
あまり刺激の強い面白い映画ばかり観るのも体に毒かもしれないから、たまにはこういう減塩映画もいい…のかなぁ?
予告編からはもう少しアクションアドベンチャーっぽいものを想像したがまぁそんなものを幸福映画に期待する方が悪いというのが定説なので文句は言えない。
笑いあり嫌悪あり呆れありの最後は絶望ホラーエンタメとして、C級はC級だが、楽しくて良いホラー映画だったんじゃないでしょーか!
びっくりするほどのつまらなさだったがどうやらコロナ禍に製作された映画らしいとわかりいろいろ察す。
インド映画最新作かと思ったがなんか懐かしい!これはむしろ『RRR』とかより十年くらい前のニコ動とかで切り抜き画像がネタにされてた時代のインド映画のノリだろう…!