バラード×マルクス×藤子不二雄的SF映画『億万長者の不都合な終末』感想文
なんという意地悪な風刺映画!世間的にはどうか知らないがこんなのもう大好きである。なんかバラードっぽいし。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
なんという意地悪な風刺映画!世間的にはどうか知らないがこんなのもう大好きである。なんかバラードっぽいし。
砂漠レイヴを転々として現実逃避をする人たちの姿を通して世界の静かな終わりを見せる一種の終末映画。つまらなくて面白かったです。
ただあまりにもAmazonという巨大資本の会社都合が露骨に画面から香ってくるので、そういう映画は観ていて気持ちよくないんだよ、どんなに面白かったとしてもさ。
千鳥・大悟と綾瀬はるかのダブル主演にしてSF映画!是枝裕和の映画としては野心作かもしれないんですが、SF力が低いのであんまり面白くはなかった。
佐藤二朗の怪演は良いし発想も面白いけど、というかそれだけにかえって、いろいろ惜しく見えてしまった気がするなぁ。
俺は予告編で唐沢寿明の変顔ハイテンションを見て「これ観たい!」と思った異常な人間なので、唐沢寿明劇場といってもいいこの映画は大いに楽しんだ。犯人当てクイズの回答が出るたびに唐沢寿明がくねくね踊るんだよ。もうそれだけで面白いと思うな俺は!
『スター・ウォーズ』の映画ってやっぱ派手な戦闘シーンとかめちゃくちゃ強い敵とかを想像しちゃうから、そういうのが出てこないこの映画はなんかあんま『スター・ウォーズ』観たな~って気がしなかったな。
本来であれば映画館じゃなくて家でダラダラしながら流し見するような作品なんだろうなこれ。昔のOVAみたいでほどよくおもしろかったです。
真面目なSFなのに全身タイツととんがりサングラスの山里亮太はないだろう。そんなんされたらなんも頭に入ってこないよ。
単純な楽しさにあえて留まり続けるのが『スーパーマリオ』というゲームシリーズの美点だとすれば、さすが宮本茂が製作に入っているだけあって、マリオの楽しさをしっかり映画向けに翻案した作品と言えるんじゃないだろうか。