善の存在しない戦場でどう悪を終わらせるか映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』感想文
いまどき『鬼滅』をまるで知らない人間が女の子が巻物食べるアニメかなと思って観てきた感想です。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
いまどき『鬼滅』をまるで知らない人間が女の子が巻物食べるアニメかなと思って観てきた感想です。
楽しいけどなんだか現在のマーベル映画の迷走っぷりを象徴するような作品、と、俺には見えた。
売春宿映画にハズレなし!北欧の凍えた大地を焼きつくさんとする熱意に溢れた、アツい売春宿映画の最新作だ!
す、凄まじい…!ジョン・ウーの新境地にして新たなる代表作の、これはスゴい映画である!!!
中国で大ヒットと聞けばなんとなくほほうどれどれ的に襟を正して観てしまうが、そういうものではなく誰でも気楽に楽しめるジャンプ的娯楽アニメという感じだった。
映画としては結構しょうもない出来だが、ちょっとグッと来てしまうのもたしか。
スポーツものノワールとして結構面白いけど、このストーリーをフェアに観るための目を日本の多くの人は持っていないので、どうにも後味の悪い感じになった。
時代劇×マカロニ×社会派×ダイナミック殺陣、そのすべての融合というビッグな構想はわかる。わかるがしかし、成功しているとは思えなかった…。
単純に面白いし、三池の非行少年たちへの寄り添いっぷりにやっぱり泣けてしまうのよ。
香港ノワール斜陽の時代に打ち上げられた大花火。「これが最期の香港ノワール!」との宣言が画面から聞こえてくるような大熱作でした!