オタクの人生こんなもん映画『ボディビルダー』感想文
友達がいなすぎる筋肉オタクの壮絶にしてどうでもいい夢と挫折の行く末の憐れときたら!でもその憐れを映画的なウソに逃げずにしっかりと描いているからこそ、この映画にはおためごかしではないホンモノの救いがあると思います!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
友達がいなすぎる筋肉オタクの壮絶にしてどうでもいい夢と挫折の行く末の憐れときたら!でもその憐れを映画的なウソに逃げずにしっかりと描いているからこそ、この映画にはおためごかしではないホンモノの救いがあると思います!
コロナ禍反省映画ということで今こういう映画がアメリカ映画の比較的有名なスタジオと有名な映画監督の作として出てきたのは価値のあることだと思われ。
こんなものかという感じのハリウッド大作だがこんなものだからカップヌードルと同じでたまに食べたくなるみたいなの、ある。
アルジェント映画以外の全部が最悪のバッドエンドと言っても過言ではない1970年代イタホラは実家のようなもの、そこにはレジャーのような刺激と面白さはないかもしれないが、その代わり疲れたらいつでも帰る場所としての安心感があるのだ。というそんな1本。
最後の20分ぐらいはゾンビ映画として楽しめるけどそこに至るまでは無駄が多く基本的に退屈。真相も大したもんじゃないし。
『マインドハンター』みたいなシリアルキラー捜査ものの連続ドラマの一気見バージョンみたいな感じなので『マインドハンター』の完結編たるシーズン3の制作再開を切に願う俺としては面白かったです。
古典怪談の風格漂うアイルランドの心霊ミステリー。おどろおどろしいムードが怖いしラストはカタルシスあるしでよい怪談でしたね。
これはおもしろい邦画サスペンスの佳作。でもだからこそ、あぁ、もったいない! リアリティに気を配れば傑作になったのになぁと思うところもあるわけですが。
豊田利晃映画のスターたちが大集合のユーモラスなお祭り映画。大麻でもや……あいや大麻は違法ですから大麻ではなく酒でも飲みながらぬる~っと観たらかなりイイ感じにトリップできると思われます。
こういうへっぽこ感は嫌いじゃ無いどころか大好きではあるが、上映前メッセージまで付いて作り手は本気ですということを見せつけられているので、はははへっぽこですね~とボル映画のように笑うのも憚られ、なんとも…反応に困る映画なのであった。