【つべ】短編映画『ミッドナイト』感想文(監督:三池崇史)
iPhoneの宣伝動画とはいえ「おっ」と思わせるところがかなりある出来だったので、これを長編映画でやってくれ、邦画のお金を出す人たちは三池崇史にこれを映画でやらせてくれ…! と思ってしまう。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
iPhoneの宣伝動画とはいえ「おっ」と思わせるところがかなりある出来だったので、これを長編映画でやってくれ、邦画のお金を出す人たちは三池崇史にこれを映画でやらせてくれ…! と思ってしまう。
多少長いのは困るとはいえ別につまらない映画ではないので楽しめるとは思うが、といって激賞するような映画でもない。やはり『サイレントヒル2』だね。『サイレントヒル2』の方がいいですよ。
良い意味でも悪い意味でも心に爪痕を一切残さないB級アクション映画ですが、老いたリーアム・ニーソンに負担をかけないよう細心の注意の払われた介護映画としての側面もあり、そのへんちょっと面白くなってしまう。
実に風呂上がりにビール片手に観てみたい、楽しく良く出来たB級SFアクションミステリーの良作だ。ところで邦題になってるドミノは劇中にもちゃんと出てくるが深い意味は全然なかったです。
うーむこれはなかなか、アツいアクション映画というだけでなく芯の太い体制批判精神の滲む、実にマジな感じの映画でしたね~。
こわくなかった。世に言うところのジャンプスケア訳してびっくらかしを使いすぎとの声もあるが問題の本質はどうもそこではないような気がする。
おおなんとこれはネコチャン目線のネコチャン映画! と冒頭シーンを見て前のめりになったがその後普通に飼い主少女のドラマが入ってきた。まぁでも、ネコチャンのお芝居にオマケとして爽やかな女児の成長ドラマが付いてくるのだと思えば断然お買い得パック。
レースシーンが映像も音響も迫力あって面白かったです。面白かったんですがなんか物足りない、なにかが物足りない。たぶんドラマ性が希薄だからじゃないだろうか。
振り返るといっても三日間開催のうち俺は一日目の途中から参加して二日目の途中で引き上げてしまったのでこれはあくまでも俺が観た行った範囲で振り返るという記事とご理解ください。
ここまで突き抜けてしまったら今後はもう曲がりなりにもモキュメンタリーホラーであったこれまでの路線は維持できないので全年齢対象のアクションファンタジーの路線にチェンジするしかないと思うが、その「いやこれどうするんだよ!?」感、嫌いじゃない。