シリーズ最終作?映画『怪盗グルーのミニオン超変身』感想文
ミニオンズものにしては今一つ盛り上がらず煮え切らない、もしかすると『怪盗グルー』シリーズ最終作かもしれない映画っぽい気がした。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ミニオンズものにしては今一つ盛り上がらず煮え切らない、もしかすると『怪盗グルー』シリーズ最終作かもしれない映画っぽい気がした。
アマプラとかによくある海外のC級以下のサメ映画なんかよりもよっぽど面白い!サメ映画というか昭和ガメラみたいな怪獣映画だが!
なんでもかんでもYESかNOか、アリかナシか、右か左かといった二項対立で人々が思考しがちな現代。これはそんな現代に、思考の豊かさを取り戻そうとする真実のドキュメンタリー映画である。
メジャーな堤幸彦映画も『天空の蜂』などは傑作だし別に悪くはないが、やはり堤幸彦の本質的な面白さはこういう実験映画にこそ表れる。変で面白かったです。
こんなフルムーン・ピクチャーズの映画みたいなのがシネコンで公開されるなんて!これはちょっと感動してしまったよ!
アニメオタクの頭蓋骨に穴を開けて顕微鏡で直接覗き込んでいるかのようなオタク万華鏡世界に心地よく幻惑させられてしまう、これはなんだかそんなような映画であった。
これをすばらしい映画だと褒める気にはぜんぜんなれないのでゴダールやっぱり死なないで生きとくべきだったねと思わされる「遺言」でした。
こんなシロモノの感想を書いてもしょうがないんじゃないかという気もするのだが今後日本の映画館で上映される可能性はまず無いと思われるので、一応観た人間の一人として記録に残しておくかという気になった。
未体験ゾーン2024、2週目に観たのは3本。基本的に無名役者しか画面に出てこない未体験映画ですが、今回の3本のどれかには意外な大物がゲスト出演してます。
なんだか馴染みのある秋葉原的デザインの中でピコピコ音が鳴り響くためあのロボのように繭に包まれた気分になって眠り込んでしまう安眠映画だったが、なかなか心地よい体験が出来たのでよかったです。