豪華共演は楽しいけれど映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』感想文
テーマとか表現の面でこの題材ならもう少し踏み込んでくれてもよかったのでは…と思いつつ、面白い映画ではあったとおもいます。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
テーマとか表現の面でこの題材ならもう少し踏み込んでくれてもよかったのでは…と思いつつ、面白い映画ではあったとおもいます。
びっくりするほどのつまらなさだったがどうやらコロナ禍に製作された映画らしいとわかりいろいろ察す。
『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班』『バーニング・ダウン 爆発都市』に続いてまたしてもアンディ・ラウが香港大爆破の危機に挑む! いったい何度香港を爆破から救えば気が済むんだ!
インド映画最新作かと思ったがなんか懐かしい!これはむしろ『RRR』とかより十年くらい前のニコ動とかで切り抜き画像がネタにされてた時代のインド映画のノリだろう…!
楽しいけどなんだか現在のマーベル映画の迷走っぷりを象徴するような作品、と、俺には見えた。
たべっ子どうぶつに限らずギンビスのお菓子にも限らずメーカーの垣根を越えてあのお菓子キャラこのお菓子キャラが顔見せ程度だとしても映像化され一堂に会したのは快挙、さながら日本の駄菓子屋さん版『レディ・プレイヤー1』だ!
前作より大学編のこっちの方が違和感なく観れたし面白かった。
まさかこんな映画だとはつゆほども思わなかった!Z級じゃない、ゾンビ映画でもない、じゃあ何かというとあえて言えば悲痛なラブストーリーでした!
いかにもフランス映画っぽい面白くない映画だが、レア・セドゥの七変化を楽しむレア・セドゥ単独公演として受け止めればそこまで悪い映画でもないかもしれない。
皮肉で救いのない展開は楽しいし、ハッピーエンドと見えつつ実は…と解釈の余地を残すラストも意地が悪くて好き。人が無抵抗のままどんどん嫌な状況に追い込まれていく映画というのはよいものです。