【ネッフリ】『ゲームオーバー!』の感想

《推定ながら見時間:25分》

ひでぇひでぇもう最高。糞みたいに馬鹿で超笑ったわ。ダメ客室清掃員3人組がホテルを占拠したテロリストをぶっ潰すつまりは『ダイ・ハード』パロディなんですけれども、なにがすごいってこいつら男性器でテロリストと戦うんですよ! 男性器でテロリストと戦うんですよ! 男性器で(略)

そんなひどいパロディないだろ。だいたい男性器を武器にする意味がわかんないんだよ。男性器を武器にするって書くと別の光景を想像する人もいると思うんですけど、そっちじゃないんだよそのまんまの意味で男性器丸出しにして戦っていて…ある意味セクシーコマンドー的っていうか。

男性器でテロリストと戦う映画なんだからそれはもう他の部分も推して知るべしってなもんで、象徴的な馬鹿シーンはあれだなテロリスト一味のクレイジーな女殺し屋(『ダイ・ハード3』の女テロリストのパロディだ)が『ドゥームズデイ』のローナ・ミトラなんですけど、その額にマジックで巻きグソを描いてスマホに撮るっていう…もーう小学生! 発想が小学生なんだよ意識が低すぎるんだよ…大爆笑に決まってるじゃないですかそんな意識が低いの…。

原題は『GAME OVER, MAN!』(『エイリアン2』のオマージュらしい)なので、『ゲームオーバー!』の邦題は内容の馬鹿さから言って短縮というより『ハングオーバー!』にちょっとだけ寄せたんだと思うが、意味するところは何かと言うとこのダメ清掃員3人組は新機軸のゲームを開発して一発当てようとしていて、たまたま勤務先のホテルで金持ち馬鹿ラッパーがパーティ開くことになったんでゲームのアイディアを売り込みに行ったら『ダイ・ハード』騒ぎに巻き込まれちゃった。

それでこういうタイトルなんですけど、でもあんまその設定生かされないっていうか別にゲームである必要もなくて、ロゴとかタイトルバックとかはゲーム的な意匠なんですけど内容的には『ダイ・ハード』を筆頭に映画パロディが主眼。
ホテルからの脱出装置を前にしての3人のこんな会話とか大好物すぎた。「『ホームアローン』から発想してな」「そりゃケビン・マカリスターも誇りに思うだろうよ!」「これじゃ『ホームアローン3』だろ!」。

ジャド・アパトーっぽいネタだなぁと思ったら製作にセス・ローゲンが入ってる。知らない監督と脚本の人でしたけど、たぶんだからアパトー絡みの人とかなんじゃないすかね。
アパトーとか『俺たち~』シリーズのアダム・マッケイとか、あぁいう系の馬鹿映画が好きな人には刺さりそう。下ネタもグロネタも不謹慎ネタもリミットがないNetflixオリジナルの土俵の強みが最大限に発揮された。こんな馬鹿映画で。

馬鹿馬鹿言ってますがそこらへんはアパトー映画と同じで、なんだかんだちゃーんと練られてますから不謹慎ネタとか差別ネタで笑わせといて後からしっかり倫理的な伏線回収をしたりするし、ささやかな人生訓とか友情賛歌みたいのも入ってきたりする。
すげー感心したのはモブテロリストの設定で、いやまぁ大したことでもないんですけど一応見てない人に配慮して言わないでおきますが、俺そこはバンバン膝打ちましたね。

俺も『ダイ・ハード』見てずっと思ってたんですよ、すぐ死ぬモブテロリスト可哀想だなぁとか、プロのくせに戦闘能力なさすぎじゃねとか。
そういう疑問をいちいち拾ってネタにしてるんだから舌を巻くしかないよね。パロディと馬鹿を大人が本気でやったらこうなるっていうお手本みたいな映画だと思いましたよ本当。
大好き大好き、超よかったわ。

【ママー!これ買ってー!】


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基本マリファナバカのゆるコメディなんですけどアクションシーンに手抜かり無しっていうところが大変によいセス・ローゲン&ジャド・アパトーのコンビ作。

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