おわかりいただけただろうか映画『死霊館のシスター 呪いの秘密』感想文(PG-12)

《推定睡眠時間:45分》

これから非常に品のない話をしようと思うのでもし『死霊館』シリーズのファンでこの『死霊館のシスター 呪いの秘密』も楽しんだor楽しみにしているという人が運悪くネット検索などで出てきたこの感想文を開いてしまったのだとしたらおそらく楽しいもしくは楽しみな気分が台無しになるでしょうから俺としても無用なネット衝突事故は避けたいところですしそういう人はこの感想には自分が求めているものは含まれていないと判断してそっとページを閉じてください。それからお子様の諸君。これからするお話ははっきり言って大人向けであり、たしかに大人向けといっても有害なものではないだろうが、これは自分にはまだ早いと判断したら君たちも同じようにページを閉じて欲しい。もちろん読みたければ読むのは自由だが、その場合でも大人向けの品のない話だと理解してください。

はい、じゃあしっかりと忠告をしましたので以後この件に関するクレームは受け付けないことにして品のない話を始めたいと思うのですがこれ原題が尼僧を意味する英語NUNにTHEを付けて『THE NUN』、そのシリーズ二作目なので『THE NUN Ⅱ』といいますね。それであのタイトルロゴがね、タイトルロゴがナイン・インチ・ネイルズみたいにNUNの二番目のNが鏡文字になってて、その反転でおそらく神に仕える尼僧という聖職者の逆、つまりこの映画に出てくる怖い存在であるシスター・ヴァラクという尼僧の姿をした悪魔を表そうとしているのだと思うのですが、えー、それは前作のタイトルロゴもそうだったのだと思うのですが今作二作目ということでローマ数字のⅡがつくのですがどこに付くといえば真ん中のUの中にⅡが入るんです。

それがね、それが、あのこれ、非常に言いにくいのですけれども、でも本当にそう見えるからさ、そう見えるんだからしょうがないじゃないそれはっていうことでね勇気を出して俺がみんな言いたいかもしれないが品性下劣のレッテルを貼られてしまうことを恐れて言えないかもしれないことをあえて汚れ役を引き受けて言いますけれども、そうだねあのなんというかね、この『THE NUN Ⅱ』のタイトルロゴね、下半身を露出して膝を立てている女の人の局部をその正面から覗き込んでいるように見える。下半身を露出して膝を立てている女の人の局部をその正面から覗き込んでいるように見える。これはコピペミスではなく大事なことなので正確に二回繰り返しました。

伝わってるかな。わかりますかねこれ。つまりインリン・オブ・ジョイトイのM字開脚的なものですよねイメージとしては。いや、俺が変態というわけではないと思うよ。自分で言うのもなんだが俺は性欲は同年代の一般的な男性と比べて結構低い方だと思うんですよ。自慰とか一ヶ月に一回ぐらいしかしないしね。エロビデオも全然見ないし。その俺にそう見えたんだからこれは結構多くの人にそう見えてるんじゃないですかね。どういうことかというと、じゃあそのタイトルロゴを俺のドローイングで再現して載せますからちょっとこれを見て下さい。

つまりこのNと鏡文字のNが女の人の脚なんですよね。それであのNと鏡文字Nの間に入ったUが女の人の胴体の部分ですよね。それでその中に入ったⅡが…言わせるなよ! しょうがないじゃんそう見えちゃったんだから! じゃああえて言うけれどもこのタイトルロゴのデザイナーが秘かに女陰を匂わせるデザインをしなかったとまでは言い切れないからね!? そりゃ表面的には否定しますよ! こんなね全年齢対象のホラー映画のタイトルロゴを依頼されてそこに女陰モチーフを埋め込むなんて狂気でしょ! ただし明示的にやるとすればね! 暗示的にはさ、暗示的なものだとしたら意図的にそうした可能性は100%ないとまでは言えないよ! そうだね99%ないね! でも1%はわかんないでしょ!? だってシスター・ヴァラクは悪魔なんだし! 悪魔というのは冒涜的な存在じゃないですか! だから『THE NUN』というタイトルに女陰を匂わせる下品な冒涜デザイン…これはむしろ作品の題材に合った選択と言えなくもないじゃないですか! あるとは言えないがなくはないじゃないですか!!

そういうことをね、まぁ非常に思う映画でしたね。そういう本当にくだらないことが思考を占拠してしまう程度には面白くなかった。最初のシークエンスなんか闇の中からシスター・ヴァラクがぬーっと浮かび上がる感じ怖くてイイなと思いましたよ。でもそのプロローグのシークエンスが終わって本筋に入ったらまぁ全然だね。前作は半分廃墟となった森の中の修道院が舞台とあって序盤から心寂しくゴシックムードが濃厚でドキドキしたもんだけれども今回はまず舞台が陽光に照らされ明るい、そして登場人物が何十人もいる。まずこの時点でホラーな雰囲気はだいぶ薄れているのに序盤は前作でシスター・ヴァラクと対決して生き残った二人(のはずなのだがもはや覚えていない)のそれぞれの状況説明とドラマがダラダラと展開されて全然怖いシーンにならない。

ここで眠りに落ちたので中盤がどんな有様だったかはわからないがついにシスター・ヴァラクの本格攻勢が始まる終盤になって目を覚ますと沈黙→でかい音でびっくり、逃げる→逃げた先に急に出てきてびっくり、の安易なジャンプスケアの連続でちっとも面白くないし怖くもない。派手なラストバトルは派手なのは結構なことだがこないだ観たばかりの『ヴァチカンのエクソシスト』とさして違いがあるように思えずただでさえ俺は『ヴァチクソ』が面白くなかった人なのだから盛り上がるどころか既視感も加わり逆に白けてしまった。シスター・ヴァラクの素顔もなんだかダースモールみたいで子供騙しもいいところだが、これは『死霊館』シリーズのクリエイターであるジェームズ・ワンの監督作『インシディアス』でも見た気がするのでワンの考える怖い悪魔像なのかもしれない。ジェームズ・ワンという人はビジュアルセンスがかなりダサい(この映画にはワンは直接関わってないかもしれないが)

そんな映画だものだからタイトルロゴが女陰に見えるとか下品なことばかり考えるハメになってしまったわけで、その結果としてみなさんの俺に対するイメージが下がるとしたらこれはこの面白くない映画を作った人が悪いので、大いに反省してほしいと思います。

【ママー!これ買ってー!】


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『死霊館』シリーズがとくにハマらない俺にとって実録ものの軛(そんなのあってないようなものではあるが)を絶ち切りゴシック・ホラー方向に大胆に突き抜けた前作はシリーズで一番で好きな映画だったのだが。

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