SF・SEX映画『ハイ・ライフ』感想文(悪口注意)

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《推定睡眠時間:0分》

俺の観測した限りではエクスタシー女優ジュリエット・ビノシュはどの映画でも何かを感じているし飯を食うように男を食っているのでもういいじゃないですか、ねぇ、今回はせっかく宇宙まで行ったんだし肉体とセックスの事は一旦忘れましょうよ、ほら、星とか綺麗じゃないですか。ここから観てこの明るさっていうことはどれくらい距離があるんですかね。

アッ! 観て下さいブラックホール! ビノシュさんブラックホールですよ! ブラックホール! うわぁ本当に見えないんだ! すごいなぁ宇宙の神秘! ほらビノシュさんブラックホールですよ! ブラ…ブラブラちんちーん! ホールよりスティック!

いや、だからもう本当に勘弁してほしいんですよ。ビノシュの性欲はもういいんですよ俺は。そんなにイク私を見せたいんならSODからデビューすればいいじゃないですか真梨邑ケイみたいなクロスオーバー女優として…SODに契約金が払えるかは別として!

ともかく、衝動的にそんな考えが浮かんでしまうぐらいには辟易している。そんなビノシュの迫力満点オナニーを観て勃起もしている。こんなに嬉しくない鑑賞中勃起は初めてではないかと思う。今思い出しても勃起してしまう良いオナニーだったのが腹立たしい。風俗嬢に説教する客のようになってしまう。

なんかざっくりそんな映画でしたね。宇宙イっても人間の興味はやっぱセックス、みたいな。主人公のロバート・パティンソンだけはその性欲の地獄から抜け出して性欲の結晶たる赤ちゃんを育てます。知らんけどこういうシナリオのピンク映画絶対あるよな。

ピンク映画なら面白いがアートなSF映画としてやられるとバカじゃねぇのってなってしまう。だってこんなの20世紀の遺物ですよ、着想も映像も。20世紀のまま宇宙飛び出しちゃったから21世紀に進めてないんだな。

その前時代性はピンク映画のようにあえて引き受けるのなら輝きにもなろうけれども、あくまで俺の主観からすればと前置きしておくが、これは単に感覚の古さに気付いてない人たちの映画だから観ていてもその古さにふーんってなるだけだ。

フランス映画の保守性はこういう時には本当に耐えがたい臭いを放つ。面白くなかったわけではないけれどもそれ以上に嫌である。どうだっていいよ。すべてがどうだっていい映画だよ。

こんなもんどうせ撮る方だって批評界隈で好意的に捉えられるってわかって撮ってんだよ。ジュリエット・ビノシュをこき下すやつなんかいねぇからってわかってるんです。サロン映画よサロン映画。じゃなかったらもうちょっと工夫するだろう色々、SFとして。だからどうでもいいんだよ。

インスタレーション的な宇宙船内セットはなんか面白かったかもしんないっすね。それもなんかソ連のSF映画みたいだなぁって感じになるだけですけど。

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