どんなに離れていても映画『LOVE LIFE』感想文
結局みんな他人だし他人のことなんかぶっちゃけよくわからないけど、それでも一緒に生きていくことはできるよね的な、切ないけれども誠に力強い映画であったと思います。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
結局みんな他人だし他人のことなんかぶっちゃけよくわからないけど、それでも一緒に生きていくことはできるよね的な、切ないけれども誠に力強い映画であったと思います。
SFとして見るとわりとガッカリさせられるが全然先に進まない冗長な会話は笑えるしふざけた編集やカメラワークもとぼけた味わいがあって良い、なかなか気の利いたおもしろいヘンなコメディでございました。
面白いけどわざわざ満席の映画館で観るような大層な映画じゃないだろとは思った。
現代日本の時代診断映画としては比類ない。おそろしくも滑稽で身につまされる、これはなかなか破格の映画だったと思う。
ホロ苦さを噛みしめつつ儚い人の生を慎ましく祝福する、エリザベス女王賛歌の映画である以上に人生賛歌の映画って感じだったなこれは。いやぁ、ジーンと来ましたよ。
たいへんな人生を送ってきた人のセラピー的な過去回想ドキュメンタリーをアニメ化。よかったです。
オリンピック映画なんかレニ・リーフェンシュタールのやつぐらいしか見たことはないが、これは相当独特で挑戦的なオリンピック公式映画だったんじゃないかと思う。
バンダイナムコアーツ配給に驚く良質な社会派青春映画。『東京クルド』のフィクション映画版みたいな感じ。
やはり時間テーマのキラキラ(系)映画に外れなし! エモくて面白いキラキラ難病映画でした!
ファンタジックでウェットでノスタルジックで…でもドライでリアルで観客を突き放す、意外性のある面白い映画だった。