設定負けしてないか映画『マイ・エレメント』感想文
これがフランスの新興アニメスタジオの映画ですよと言われたらまぁこんなもんだろうなわりあいよくできてるんじゃないのぐらいな感じにはなるけれども、ピクサーが作ってるんだもんなー。もうちょっと練ってほしかった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
これがフランスの新興アニメスタジオの映画ですよと言われたらまぁこんなもんだろうなわりあいよくできてるんじゃないのぐらいな感じにはなるけれども、ピクサーが作ってるんだもんなー。もうちょっと練ってほしかった。
映画としてはかなりダメだがポスターとかはオシャレな感じだし出演者の顔ぶれも豪華なので渋谷で観たがお客さんは結構入っていた。
役者陣のアンサンブルの面白さ、王道に一捻り加えた脚本の面白さに加えて、教師役でひっそり出ているダンディ坂野の決して押しつけがましくないちょっとした笑いなど心憎い演出も多し。いやはやこれはよいキラキラ映画でしたなぁ。
面白かったけどでももうスクリーン・ライフ映画これで最後でいいと思います。
俺はそもそも前作も全然好きじゃないけれども、これと比べたら前作はまだよく出来ていたと思う。若気の至り作。
映画としては普通だが面白いとか面白くないとかの話とは別に精神の同類として感じるものはあった。あくまでもこっちが勝手に同類判定を下してるだけなのだが。
なんか俺の想像してたものとは違ったなー。いいのかなぁ、『ゾロリ』がこんな教育的に正しい物語になっちゃって。
いやもう実にあれこれ考えさせられる映画でございましたよ、『すずめの戸締まり』。薄っぺらいが傑作。
俺は寝てしまったが面白い映画に決まってますからまだ観てない人で観に行けるところに住んでる人はできるだけ早めに観に行った方がいいですよ。
だめだこりゃ。でも酷すぎて笑えるので人を幸せにする映画だとはおもいます。