すやすや映画『ヴォイス・オブ・ラブ』感想文(非感想注意)

《推定睡眠時間:110分》

いくらなんでもさすがにこれは迷ったよ感想書くべきか書かないべきか。うん圧倒的に書かないべきですね見てこの睡眠時間110分! 上映時間126分に対して110分! 寝たな~。人間やればできるもんですね~。一応映画の名誉のためにこれまで何度も書いてきたことを今一度書いておきたいと思うのですが、なにも映画がつまらないから寝るのではなくてもうなんかそういう体質なので寝るんです。だから『ヴォイス・オブ・ラブ』は決して悪い映画ではないと思います寝てましたからわかりませんがきっと! じゃあ、観た範囲だけでも感想を書こうか…。

なんかこれセリーヌ・ディオンの伝記映画かと思ったらセリーヌの半生にインスパイアされたフィクションなんですってね。ええっ、それは何か本人NGでも? という気もしましたが楽曲はちゃんとセリーヌのをかなり使ってたからそういうことでもないらしい。まぁ虚実皮膜のあわいと言いますか、どこまでが本当でどこまでが嘘かわからない半フィクション半伝記というのがこの映画の面白いところかもしれない。寝てるから知らないけどね。

で、映画はセリーヌならぬマリーヌの母親が結婚するところから始まります。夫、やがて生まれるマリーヌにとっての父はプロポーズの時に「子供を作るのはやめとこう」って言う。マリーヌの母親はにこやかに応じる。でも結婚したら子供出来ちゃいましたそれも14人ぐらいいや多いな! ここは実話なの? あぁ実話なんだ…すごいな。ここがフィクションの部分じゃなかったら逆にどこがフィクションなんだよいや寝てるから見てないんだけど!

このへんなんだか紙芝居みたいなテンポで描かれていて、それが牧歌的なユーモアを感じさせるんですが、有名人とりわけ歌手の(半)伝記映画というと『ボヘミアン・ラプソディ』にしても『ロケットマン』にしても『ジュディ 虹の彼方に』なんかもそうですけどツライ話が多い。そうだよね、世界的なスタアとして生きるって大変な重圧です。でも『ヴォイス・オブ・ラブ』ね、なんかそういうのあんまない。マリーヌにとってツライこと大変なことっていうのは当然起きるわけですけれども(寝てますけれども)辛気くさい演出にはならなくて結構パッパと先に進んじゃう。だからユーモラスなんですよわりと最初から最後まで。

ユーモラスな映画って心地がいいですよね。しかもBGMはセリーヌの名曲群ときたもんでこれも心地がいい。寝るね。眠いわそれは悪い意味じゃなくて。もう俺にそれ以上書けることないよだって14人生まれたところで早くも入眠してるもん。マリーヌまだ出てきてないんじゃないのかそれは。その後ライブなんかのシーンでマリーヌ/セリーヌの歌声が聞こえてくると起きるけど聴いてるうちにまた寝るっていうのを何度か繰り返して気付いてたらエンドロール入ってたよ。

以上が俺にとっての『ヴォイス・オブ・ラブ』体験のすべてだから実際にどんな映画だったか気になる人は劇場へ行くしかない。行くべきだ。行ってください! 俺はこの映画でたっぷり睡眠を取ったことで乱れた自律神経が整いましたありがとう『ヴォイス・オブ・ラブ』、い~い映画です!

【ママー!これ買ってー!】


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これはもう本当にツライ映画ですよほんツラ! でもだからこそまばゆい光を放つ映画でもある。晩年のジュディ・ガーランドを演じたレネー・ゼルウィガーは素晴らしかったねぇ。

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