さらば消耗品映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』感想文
楽しませてくれてありがとう『エクスペンダブルズ』そしてスタローン。どうか安らかに…ってまだ死んでないよ誰も!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
楽しませてくれてありがとう『エクスペンダブルズ』そしてスタローン。どうか安らかに…ってまだ死んでないよ誰も!
宇宙旅行ドキュメンタリーとしては取るに足らない『僕が宇宙に行った理由』だが、ビジネスの世界に最適化された一人の現代人の症例記録として観れば興味深いものがある。
良い意味でも悪い意味でも心に爪痕を一切残さないB級アクション映画ですが、老いたリーアム・ニーソンに負担をかけないよう細心の注意の払われた介護映画としての側面もあり、そのへんちょっと面白くなってしまう。
カンヌとヴェンダースの名前が持つ権威になど負けたりせずみんなもっと正直にツッコむべきじゃないだろうか。こんな映画おもしろいわけないだろって。
三池崇史のメジャー向け職人仕事ってことで、べた褒めする気にもなれないが、といって悪い映画でもないという映画であった。
色々趣向は凝らしてあるがそのゴテゴテした装飾を取り除けばやってることは恐ろしげなワルモノを正義のヒーローが倒して万々歳とこういう単純な勧善懲悪なので、老若男女みんながたのしめるアニメ映画と思います。
サバイバル映画っていうよりもお仕事映画。陽の当たらない現場労働者が自分の仕事をきっちりこなす映画というのは個人的にはとてもこうなんというかグッとくる。
これはあれだね賞味期限切れだ。食べられないわけじゃないけど、最高においしくいただける時期は過ぎてしまった映画だと思ったな。
ミステリとしてはボコボコに穴だらけなのだがフェミニズム映画として素人分析すると実に面白かった。
予告編から爆弾パニック映画と思わせておいての潜水艦乗りの男たちの因縁と友情みたいな、なんかそういう感じの潜水艦だけにウェットなサスペンスであったというこの残念な意外性。最近の韓国映画こういうの多いな。