俺かよ映画『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』感想文

映画としては普通だが面白いとか面白くないとかの話とは別に精神の同類として感じるものはあった。あくまでもこっちが勝手に同類判定を下してるだけなのだが。

人生の取るに足らなさ映画『メグレと若い女の死』感想文

取るに足らない事件を取るに足らない事件として描くことで見えてくるものもある。犯人なんかぶっちゃけどうでもいい。どうせどうでもいい犯人でしかないだろうから。しかし、そのどうでもよさから見えてくるものは決してどうでもよくはないのだ。

ジャニタレ売り込み映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』感想文

キラキラの定番をあくまでもウェルメイドに紡ぐだけなのでクオリティは低くないが個性がなくあんまり面白くないジャニタレ系キラキラ映画でした。

日本の縮図映画『シャイロックの子供たち』感想文

池井戸潤原作映画に勤め人カタルシスを求める向きにはあまり面白いものではないかもしれないが俺はむしろ気に入った。今まで何本か観た池井戸潤原作映画の中では一番イイ。