時代に抗う映画『窓ぎわのトットちゃん』感想文

さすが映画ドラえもんリメイクシリーズの中で唯一オリジナルを超えたと俺が何様目線で認定している『のび太の新・日本誕生』の八鍬監督の作、今回も力作でしたなぁ。

敗戦日本のTHE HOLLOW MEN映画『ほかげ』感想文

こわれた人々のうつろな芝居、低予算を逆手に取った作劇、美術も照明もすばらしい。なにより、戦争が終わった後の未だ闇の中にある時間に焦点を当てる生真面目さというかウソのなさにグッとくる。イイ映画だと思います。

子供はどうぶつと一緒に育てろ映画『ルー パリで生まれた猫』感想文

おおなんとこれはネコチャン目線のネコチャン映画! と冒頭シーンを見て前のめりになったがその後普通に飼い主少女のドラマが入ってきた。まぁでも、ネコチャンのお芝居にオマケとして爽やかな女児の成長ドラマが付いてくるのだと思えば断然お買い得パック。

真・総裁転生映画『二十歳に還りたい。』感想文

ちょっとハンカチを借りていいかな。なんですかこれは。感動作じゃないですか。幸福の科学の映画なのに…感動作じゃないですか!!! もちろん劇場では誰一人泣いてなどいなかったのだが…。

険悪すぎ映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』(ネタバレというか俺の解釈あり)

たぶん想像の三倍は仲が悪い険悪姉弟によるちっとも笑えないがち姉弟げんかの映画でした。なかなか変で見応えある。うん、そういうことにしとこう。

パナヒは真面目映画『熊は、いない』感想文

抑圧された人々に何を示すことが人として正しい道なのか正直いってわからない。だとしたら自分はどうすべきか? 面白い映画ではないと思うが、言外にそう訴えるパナヒは本当に真面目な人だなぁと感服する。

これがアメリカの砂漠だ映画『アステロイド・シティ』感想文

ウェスアン映画これからずっとこの路線なんだろうか。そのつもりならもういっそのこと人形アニメとかにしちゃえばいいのではとか思うのだが。マネキン置いて『オー! マイキー』みたいな感じで。