俺かよ映画『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』感想文
映画としては普通だが面白いとか面白くないとかの話とは別に精神の同類として感じるものはあった。あくまでもこっちが勝手に同類判定を下してるだけなのだが。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
映画としては普通だが面白いとか面白くないとかの話とは別に精神の同類として感じるものはあった。あくまでもこっちが勝手に同類判定を下してるだけなのだが。
取るに足らない事件を取るに足らない事件として描くことで見えてくるものもある。犯人なんかぶっちゃけどうでもいい。どうせどうでもいい犯人でしかないだろうから。しかし、そのどうでもよさから見えてくるものは決してどうでもよくはないのだ。
事件ですよこれは! 俺の中の高嶋政伸が姉さん事件ですと言ってるよ! 現代日本のガキ向け原作付き娯楽映画業界における大事件!
この映画も面白かったけどなんかSFみたいな世界観な気がしたのでチャヌクさん次はSF映画お願いします。
度を超えたヘッポコっぷりについつい頬が緩んでしまうから、これは映画というよりマッサージなのかもしれないね。誰が観ても絶対にまったく面白くないという点を除けば悪い映画ではなかったよ。
うんこを漏らすこと。もしもこの現代日本でREVOLUTIONがあり得るなら、その方法は暗殺でも焼身自殺でもない、ただうんこを漏らすことによって始まるのだ。そんなことを考えた。
スウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』のアメリカ再映画化版はあまりにもエモくコミュニケーション重視でキツイところはあるのだが、とはいえ分かりやすく、そして落語的に面白いのはこちらの方。
東京大空襲証言集なのであまり面白くはないが人間力をアップさせるために観ておきたい一編。
粋だよこの映画は。長い長い映画人生の中で酸いも甘いも噛みしめた大人の粋だ。こんな粋な映画は最近とんと観ないから、何割か増しで面白く見えましたね。
変で面白い映像はたくさん入ってるから変で面白い映像が見たいなーって時にはこういうの楽しいんじゃない。でもそれぐらいだな。その程度の映画と受け止めましたね俺は。