空襲よりも満潮がこわい戦争映画『白パンと独裁者』感想文
戦争映画といってもドラマティック感ほぼナシ。銃後の日常の感覚を(おそらく)リアルに捉えた映画じゃないだろうか。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
戦争映画といってもドラマティック感ほぼナシ。銃後の日常の感覚を(おそらく)リアルに捉えた映画じゃないだろうか。
SFとまでは言えずファンタジーとまでも言えず、でも単なる現実のお話でもない、「奇妙な味」とも言えるような、なかなかイイ話、イイ映画。
ペルーこういう国、というのがかなり狭い範囲だとしてもわかる疑似観光映画として、まぁ悪くはないんじゃないすかねぇ。アルパカ可愛いし。
『大統領のケーキ』はえらい。やるせない現実に肉薄しているから。ただそういうものとしての世の中を見せてくれるから。そういう映画って最近少なくなっちゃったからな。
いろいろとナニコレって思う映画ではあったんですが『24時間テレビ』のマラソンの集団版みたいなものなので俺以外の日本在住者全員にとっては思わずホロリと来てしまうイイ映画なのかもしれません。
他者というものが欠如した映画と俺には見えるのだが、それがこの映画の問題点であり、そして同時に、この映画の魅力でもあるのかもしれない。なんだかズルい映画な気がするが。
そう良く出来た映画という感じではないのだが、ユダヤ・ナショナリズムとは何か、というようなことはこれを見るとアウトラインが掴めるので、社会勉強になるという意味では面白い映画だった。
なんだか90年代の色々を思い出すスタイルありきの映画という感じで、面白いけどどうにも薄っぺらい印象が残ってしまう。
あまりにもダルデンヌ映画すぎるが繋がり至上主義的な昨今の風潮に釘を刺す「繋がりすぎてはいけない」良い映画でした。
千鳥・大悟と綾瀬はるかのダブル主演にしてSF映画!是枝裕和の映画としては野心作かもしれないんですが、SF力が低いのであんまり面白くはなかった。