海外で映画賞獲る方法教えます映画『悪は存在しない』感想文
つまんないけど面白かった、面白かったがつまんなかった、総じて別に大した映画じゃないと思ったが、ヨーロッパの映画賞では評価されるだろうなという感じの映画だった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
つまんないけど面白かった、面白かったがつまんなかった、総じて別に大した映画じゃないと思ったが、ヨーロッパの映画賞では評価されるだろうなという感じの映画だった。
主人公の爆裂9歳がクソかわいい痛快くそったれキッズムービー!こんなもんは笑いながら観ればいいのであって、シンと静まりかえった葬式みたいな映画館で観ていて俺はなんだか気味が悪かったですよ!
監督自らが身を以て示したという意味でなんとも貴重な、アニメイトとかとらのあなが主たる餌場なHENTAIオタクの諸兄諸姉必見のオタク教訓映画。おもしろかったです。
なんというエモさだ!『コマンドー』は開始1分で血圧が上がるが『異人たち』は開始1分でエモくなるということで、これはもしかするとエモ業界の『コマンドー』なのかもしれない…!
テレビドラマみたいな尼崎ご当地映画だが韓国ノワールに出てくる連続殺人鬼みたいな出で立ちで尼崎の街をぶらつくニート江口のりこの無頼感は最高。
面白かったですけどノーランさんにはもうそろそろずっと走ってるだけじゃなくて要所要所で一旦立ち止まるという演出術・脚本術を覚えてほしいものです。あとよくわかんなかった人向けの内容超カンタン解説付きです。
チャレンジングな作品だと思うし面白くもあるんですけれども、これも昨日感想書いた『ビニールハウス』と同じでネタ先行型って感じの映画で、なんか勿体ない気がしちゃったなぁ。
面白い良い映画だと思うが、映画そのものよりもこれが観客に絶賛されて受け入れられていることが興味深かった。
どういう経緯なのかよくわからないがベルギーのバス・ドゥヴォスという監督の映画がいきなり二本同時にBunkamuraル・シネマ渋谷宮下で公開されたので観てきた。
エリセの時代はもう終わった。だからこそエリセが今あたらしく映画を撮ったことに、まったくしょうがねぇなと思いながら、ちょっと嬉しくなってしまうのだ。