人生はいつだってスッキリしない映画『でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男』感想文
あるある満載でおもしろかった。単なる法廷劇には留まらない力作じゃあないだろうか。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
あるある満載でおもしろかった。単なる法廷劇には留まらない力作じゃあないだろうか。
少女の物語である以上に1980年代後半の日本という時空間のシミュレーションとして面白かった。
あまり刺激の強い面白い映画ばかり観るのも体に毒かもしれないから、たまにはこういう減塩映画もいい…のかなぁ?
とりあえずやってみること。自分の手足をとにかく動かし始めてみること。そういうことって自分の人生を充実させるためにはとても大事なことだよねと教えてくれる映画だったと思います。
たぶん韓国版オリジナルのはずの近所の親友の存在感ありネット配信で住所が特定されるネットの闇ありそしてもちろん良い歌いっぱいありでいろんなオモシロをちょっとずつ新しく盛り込んで娯楽性という意味では『タイヨウ』ユニバースでいちばんかもしれない。
フィクションとノンフィクションを行き来する、私的な白昼夢のような現代中国だいたい30年史。チャン・タオの凜とした佇まいも美しい見事な映像詩ではないかとおもう。
コロナ禍に入って堤幸彦が撮り始めた実験的密室劇の集大成。よく練られたクオリティの高い密室劇だとおもいます。
当たり前のことを当たり前にやったら当たり前が当たり前じゃないハリウッドでオスカー受賞。アメリカの森崎東ことショーン・ベイカーの秀作!
照屋年之の前作『洗骨』ほど良くはないと思うがこれはこれで愛すべき小品。
こんなにギレルモ・デル・トロに似ているトトロなラッセル・クロウを見ることができるのはこの映画だけかもしれない。