夢作るなら最後までちゃんとやれ映画『白雪姫』(2025) 感想文
途中までは夢の世界で良かったけどそこからがあんま夢がなく、ちょっと残念な映画だった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
途中までは夢の世界で良かったけどそこからがあんま夢がなく、ちょっと残念な映画だった。
別に大した話ではなくサラッと終わってすぐに忘れるタイプのB級といっていいような恋愛SFだが、2時間とにかく楽しく見せるというその志は立派。
1970年前後のUKロックシーンに多少なりとも興味があれば楽しく観られる映画ではあると思うが、それだけの映画でもある。
この強制的に胸ぐらを掴まれてノセられてしまうところがきっとベルばらの不朽の名作たる所以なのだろう。今もう俺もわっしゃわしゃのドレス着たいですからね。
三谷幸喜の映画と同じで面白くはないけど楽しい感じはある同性愛賛歌喜劇。
全然意味がわからない映画だったので意味がわからないだけの気分になりたいときにはちょうどいいかもしれない。
こんなに作り手の美意識のないシケた映像をディズニープリンセスものの新作としてお出ししていいんでしょうか…まぁ売れてはいるようだからいいのでしょうが…。
驚くほど何も起きない音楽映画だが、それでいてユーモラスで肩肘張らない爽やかな音楽賛歌。おもしろかったです。
せ、切ない!孤独人間の家に友達ロボットがやってきたという『ドラえもん』か『キテレツ大百科』みたいな設定の映画だがすごい切ないぞ!でもハッピー!
懐かしの『パニック・イン・スタジアム』や『セルラー』などの記憶がちょいちょい蘇る、シャマラン円熟の技巧が光る匠のウェルメイド・サスペンス!