爆走スプラッター寝台列車映画『KILL 超覚醒』感想文
『暴走特急』フォロワー映画としてはちょっと工夫が足りなくて残念なところが多いが、凄惨なバイオレンスやスプラッター描写が本体と思えば、そういう映画として楽しめる。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
『暴走特急』フォロワー映画としてはちょっと工夫が足りなくて残念なところが多いが、凄惨なバイオレンスやスプラッター描写が本体と思えば、そういう映画として楽しめる。
『マッド・マウス ミッキーとミニー』に続いてまたしてもミッキーマウス初登場作『蒸気船ウィリー』に乗っかったパブリックドメイン・ホラーだが、意外にも完成度は高かった!
バイオレンス度ではパブリックドメイン・ホラー史上トップクラス!今回も面白かったです!
武田梨奈のアクション力(アクションぢから)でいろんな弱点をカバーした映画と思えば、まぁ上映時間76分とかだしそれなりに満足。それなりに満足という日本語はおかしいがそれなりに満足なんだ。
面白くはないがつまらないとは言えない、韓国ノワールの底力を感じる映画だったかもしれません。
前作の青春感が好きだった人なら「は?」な可能性もあるが、なんかゴチャゴチャといろいろやるから前作とは違うベクトルで今回もまた楽しい映画ではあった。
いやこれ『ジュラシック・ワールド 復活の大地』よりもモンスターホラー映画として面白いし『ジュラシック・パーク』っぽさあるだろ!侮り難し童話魔改造ホラー!
呆れる内容ではあるが、本気のドキュメンタリー映画と単なる売り込みビデオを見分けるための教材としては、この映画も有用かもしれない。
半端ないいつものアレ感である。いや、別に悪い映画とは思わないんだけれどもこれというポイントがあまりにも無いウェルメイド極まれりの映画というか。
普通だな。普通だけど、上映尺が91分と短いので、暇つぶしに観るには悪くない映画かと思います。