【TVer】『イシナガキクエを探しています』感想文(たぶんネタバレあり)
前にやってたテレ東のフェイクドキュメンタリーホラーは期待外れだったが、『フェイクドキュメンタリーQ』のスタッフが入った影響か今回はしっかり怖かった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
前にやってたテレ東のフェイクドキュメンタリーホラーは期待外れだったが、『フェイクドキュメンタリーQ』のスタッフが入った影響か今回はしっかり怖かった。
人情噺としてサクッとまとめていればよくできた小品になっていたような気がするのだが、後半の殺陣あり復讐劇がだいぶショボく見えてしまったのでなんかもったいない感じだった。
勧善懲悪で殺陣とかそれなりにあってあと笑いと人情があってという感じで2時間楽しく観ることができたが楽しくてよかったな以上の感想はとくに時代劇に馴染みのない俺にはなかなか捻出しにくい映画であった。
ハリウッド映画の(たぶん)穴埋めでこんな素敵な映画がかかるんならハリウッドにはもうずっとストライキやっててほしいと思わされる、よきクラシカルB級時間SFでございました。
メジャーな堤幸彦映画も『天空の蜂』などは傑作だし別に悪くはないが、やはり堤幸彦の本質的な面白さはこういう実験映画にこそ表れる。変で面白かったです。
出版・販売したら書店に放火するという旨の脅迫メールまで届く事態にまで発展してしまった本だが、なんというか、そういう本ではないので、みんな落ち着いてください。
いわゆるひとつのツーリスト・トラップものにして90年代黒沢清映画っぽさもある、あるある感満載の厭サスペンス。厭で面白かったので帰宅応援上映希望。
なかなか無茶なお話ではあるが音楽周りのディテールにはたしかな拘りを感じさせてDTM&バンド映画としては結構リアル。
これは力作、それもかなりの力作であることは間違いないし、あえて今観るべき映画を1本選ぶとしたら、俺はテレビとかネットとかでたくさん観られるウクライナ戦争やガザ虐殺の映画よりも、この映画を推す。
なんかよくわからない映画なのだがわからないなりにまぁまぁ面白くは観られたのでヨシとする。