戦場一日体験映画『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』感想文
とにかく臨場感が尋常ではなく分刻みで人が死ぬ、それも敵も味方も戦闘に巻き込まれた一般人も関係なくガンガンあっけなく死んでいく凄まじさ。戦争の地獄が体験できる映画です。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
とにかく臨場感が尋常ではなく分刻みで人が死ぬ、それも敵も味方も戦闘に巻き込まれた一般人も関係なくガンガンあっけなく死んでいく凄まじさ。戦争の地獄が体験できる映画です。
メンタルおよび学力が小学生なのでタイトルの漢字が読めないとそれだけでなんとなく反感を抱いてしまい案の定内容にもあんま良い印象は持てなかった。
なんというガイ・リッチーらしからぬ重ノワール!しかしその重さの背後にはアメリカに対する皮肉が透けて見え、ノワールの本質は皮肉にありと古来より決まっているのでおもしろかったなーこれはー、一級品のノワールだったねー。
現実逃避と懐古をよいものとして描くなかなか斬新で挑戦的なディストピアSF。売れないと思うので全力で支持したい。
バニラのアドトラをカメラが追う衝撃的な冒頭シーンからバカ映画と思わせておいて意外にもちゃんと東京を描いた映画でヤクザを描いた映画。面白かった。
鬼畜白人クソ男性二人の情け容赦ない暴力の行使っぷりが最高なのだが暴力に対する暴力ではない数々の小さな抵抗こそが実はこの映画の見所なのかもしれないなぁとかおもった。
14歳少女のひと夏の体験がどうのみたいなあらすじを読めばとてもそうは思えないがかなりこえー映画でした。すばらしい。
不器用な作りも含めてヤクザVシネとして楽しめる映画という感じ。俺は前作もヤクザVシネの映画版ぐらいの評価が妥当だと思ってるのでこれでいいんじゃないですかね。
西部劇の本質にぐっと迫った結果なんかノワールで不穏である種のおとぎ話みたいになった原液系西部劇の秀作。なっち字幕も冴えてるぞ!
交わりそうで交わらないヤキモキ感で観客を引っ張るのは恋愛映画のセオリーですが、その意味ではセオリーの真逆を行くこの映画は恋愛映画とはあまり呼べないだろうし、だいたい呼びたくない。そんな安い映画ではないのだ。