がんばれ映画『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』感想文
まーとにかく本当に全然期待できない映画でしたけれども蓋を開けてみれば、ここ最近のしんちゃん映画ではいちばんのお気に入りになったなぁ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
まーとにかく本当に全然期待できない映画でしたけれども蓋を開けてみれば、ここ最近のしんちゃん映画ではいちばんのお気に入りになったなぁ。
一切期待していなかったがこんなどう見ても40点満点の映画で75点も出されたらこちら貧乏庶民としてはありがてーありがてーうめーうめーと謙虚にいただくしかない。
前作前々作と比べるとスケールダウンの観は否めずあくまでも次だか次の次だか知らんが今後のシリーズ展開に向けての繋ぎ映画になってしまっているというのもあり、つまんなくはないけどファン向け感強し。
超能力バトルの演出とその時のガキどものカッコよさに興奮して泣いてしまった。本当に良い映画っていうのはそういうところで泣けるんだよ。
サメ映画みたいなもんでB級オカルト映画としてとくに期待せずに観ればわりあい楽しめるとおもいます。新橋文化で出会いたい映画だったねこれは。
オマケアニメのトンデモ感も含めて楽しめたのは事実だし、なんだかんだ嫌いというわけではない『クリード』シリーズなのだが、まぁ、今後もシリーズを続けるつもりならちょっと考え直してほしくはあるよ。
コントにしか見えないがこれはもうこういう映画として、イイ。きっと現代日本の悪をそのまま描こうとしたら間違ってもノワールになんかならずコントになってしまうのだろう。
わりと面白かったがこれはあれだな、異能バトルっていうのを前面に打ち出した日本の配給の宣伝がちょっとダメだったね。
なんか紀里谷和明の映画と似てた。紀里谷和明も絶対『聖闘士星矢』の影響受けてると思う。紀里谷和明監督引退作の『世界の終わりから』、微賛公開中ですのでみなさんもどうぞご覧下さい。
『ハロウィン』っぽさと『ツイン・ピークス』っぽさが半々のリブート三部作最終章は酷評も多いようだが俺はこれでよかったと思う。っていうかこれしかない。ちょっと『ツイン・ピークス』成分が濃すぎるけど。