本当は怖い荻上直子映画『波紋』感想文

いやぁ、これは力作ですよ。単に露悪的なだけで現実の厳しさにはぜんぜん達していない作家系のミニシアター向け邦画なんかより(これもミニシアター映画だが)よほどシビアに現実を捉えていると思う。

最後までコント映画『最後まで行く』感想文

コントにしか見えないがこれはもうこういう映画として、イイ。きっと現代日本の悪をそのまま描こうとしたら間違ってもノワールになんかならずコントになってしまうのだろう。

【アマプラ】異世界連れてけ映画『スマイル』感想文

別に下手な映画じゃないから出来はイイと思いますよ。だけどさ、これを映画館で観たいかっていったら別に観たくないんだよ。殺人ゴリラ人間の出てくる映画とかだったらどんなに愚作でも映画館で観たいんだよ!

映画感想文『レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~(夢判断 そして恐怖体験へ2)』

認めたくはないが面白い。ぶっちゃけ清水崇とか中田秀夫が最近撮ってるバラエティホラーよりもよほどしっかりとJホラーしてる。これは困ったねぇ…。

数学に南北なし映画『不思議の国の数学者』感想文

軽快さと重厚さの塩梅がよく楽しめる(そしてちょっと感動できる)社会派風青春娯楽映画としてよく出来ているとは思うしチェ・ミンシクの芝居も見応えがあるが、なんだろうな、ちょっと期待が大きかったのかもしれない。