自由と恐怖の産業革命映画『ノスフェラトゥ』(2024) 感想文
オリジナルの『ノスフェラトゥ』は別にゴシックではないのだがこちらリメイク版は監督がゴス派ビジュアリストのロバート・エガースだからゴスな雰囲気満点。文明批評の視点もあって面白かったです。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
オリジナルの『ノスフェラトゥ』は別にゴシックではないのだがこちらリメイク版は監督がゴス派ビジュアリストのロバート・エガースだからゴスな雰囲気満点。文明批評の視点もあって面白かったです。
予告編からはもう少しアクションアドベンチャーっぽいものを想像したがまぁそんなものを幸福映画に期待する方が悪いというのが定説なので文句は言えない。
面白かったけどあんまり好きな映画ではなかったな。なんじゃろね、やっぱ戦争被害っつーのは重いもんですから、B級ならB級でいいけど、真面目にやるなら真面目にやるで覚悟を決めてやってほしいつーかね。
たぶん韓国版オリジナルのはずの近所の親友の存在感ありネット配信で住所が特定されるネットの闇ありそしてもちろん良い歌いっぱいありでいろんなオモシロをちょっとずつ新しく盛り込んで娯楽性という意味では『タイヨウ』ユニバースでいちばんかもしれない。
ぜんさくどうよう、こんかいもいいえいがたいけんができてよかったです。ぷしゅぷしゅ。
笑いあり嫌悪あり呆れありの最後は絶望ホラーエンタメとして、C級はC級だが、楽しくて良いホラー映画だったんじゃないでしょーか!
うげ~ってなって大笑いしてパワフル演出に圧倒されて、スカッとした後はタメになる教訓まで得られるのですから、これはとてもよい映画。
フィクションとノンフィクションを行き来する、私的な白昼夢のような現代中国だいたい30年史。チャン・タオの凜とした佇まいも美しい見事な映像詩ではないかとおもう。
テーマとか表現の面でこの題材ならもう少し踏み込んでくれてもよかったのでは…と思いつつ、面白い映画ではあったとおもいます。
びっくりするほどのつまらなさだったがどうやらコロナ禍に製作された映画らしいとわかりいろいろ察す。