哀しい気分でピース映画『僕が宇宙に行った理由』感想文

宇宙旅行ドキュメンタリーとしては取るに足らない『僕が宇宙に行った理由』だが、ビジネスの世界に最適化された一人の現代人の症例記録として観れば興味深いものがある。

丁寧なスラッシャー映画『サンクスギビング』感想文

よくできたフーダニット型スラッシャー映画なのだがちょっとよくできすぎて逆にスラッシャー映画的な面白味を欠いているのではないかと思ってしまう。

オジーソン介護映画『バッド・デイ・ドライブ』感想文

良い意味でも悪い意味でも心に爪痕を一切残さないB級アクション映画ですが、老いたリーアム・ニーソンに負担をかけないよう細心の注意の払われた介護映画としての側面もあり、そのへんちょっと面白くなってしまう。

西部劇を思い出せ映画『ファースト・カウ』感想文

きっとこれこそが西部劇であり、これこそがアメリカ映画なのだ。ほとんど寝ているためストーリーすらよくわかっていないが、たぶんそうに違いない。

ドラッグやめよう映画『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』感想文

悪くない映画だがなかなかティーンが死なないのでやはりホラー映画に出てくるティーンは軽はずみに死ぬべきだという外道の信条を持つ俺としてはどうにも煮え切らない映画と映ってしまった。

酔える人向け映画『ポトフ 美食家と料理人』感想文

食に対して欲とか拘りがほとんどない、とにかく安くて腹いっぱいになって栄養があればそれが正義という俺のような雑食家にとっては本当にどうでもいいお話だったが、料理風景は楽しい。