ビジュアルだけありゃいいんだよ映画『VESPER/ヴェスパー』感想文
生物や機械、衣装のデザインなどとにかく美術系は全部最高。ストーリーはあんまり面白くないがこの最高ビジュアルがあるんだからそんなものはどうでもいいのだ!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
生物や機械、衣装のデザインなどとにかく美術系は全部最高。ストーリーはあんまり面白くないがこの最高ビジュアルがあるんだからそんなものはどうでもいいのだ!
とくに深刻になることもなくとくに面白くなることもなくふわっとさらっとアメリカの(都会の)リベラルの日常を映し出す。疲れた脳にやさしい映画であった。
映画のマジックがいろいろ見られる楽しく美しくやがて哀しい珠玉の的な映画なので、詳しい内容なんか知らないで観に行ってもらいたい。
アーニャがかわいい以外の点はすべてにおいてとにかくウェルメイド、太古の昔よりジャンプ漫画で繰り返し描かれてきたいつものアレである。面白いが、面白いだけでとくに思うことはない。
前情報から想像した映画とはだいぶ違い小劇場的な会話劇でしたがこれがなかなかどうして笑える笑える。面白いかったです。
こういう映画がロメロ映画の意匠を借りた現代韓国社会への批判という形で、娯楽大作として現れたことに俺はかなり驚いた。
楽しませてくれてありがとう『エクスペンダブルズ』そしてスタローン。どうか安らかに…ってまだ死んでないよ誰も!
この映画の面白さの大部分は序盤のなんだかわからんところにある。そこで早々にネタを察知してしまってはきっとそんなに面白く観ることはできないだろう。なんだなんだ、なんなんだ。そう煙に巻かれているうちが花である。
ずっと面白いというわけではないにしても退屈するところはないので悪くない映画でしたが、ただめっちゃ美学校映画っぽい。
宇宙旅行ドキュメンタリーとしては取るに足らない『僕が宇宙に行った理由』だが、ビジネスの世界に最適化された一人の現代人の症例記録として観れば興味深いものがある。