ニューヨーク解毒旅映画『17歳の瞳に映る世界』感想文
アメリカの狭さと広さと冷たさと優しさと愚かさと賢さと不可能性と可能性をこんなに狭い範囲の旅で感じさせてくれるのだからすごいよねー。良い映画でした。解毒。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
アメリカの狭さと広さと冷たさと優しさと愚かさと賢さと不可能性と可能性をこんなに狭い範囲の旅で感じさせてくれるのだからすごいよねー。良い映画でした。解毒。
とくに文句のつけようがないぐらい完成された映画だと思うがこの映画が完成されているのは作者の思想とシナリオのフォーマットが一致しているからだと見えるので、思想が合わない人には合わないんじゃないだろうか。
なかなか意外性のあるキラキラ映画でこのピチピチに弾けたタイトルからすればコミカルで爽やかで明るく朗らかそしてラブラブな内容を想像してしまうが実際に観ればシリアス系っていうかネガティブ度の高い『君に届け』風。
SABUの監督作をそんなの多く観ているわけではないので何がSABU的とかSABU的じゃないとかは具体的には知らないのだが大丈夫なのか。大丈夫なのかSABUこれ。
面白い映画だったがただキルカウント8人という省エネ労働と死んでいい人しか殺さない優しい残酷はやはり不満点なのでもっと容赦なくせめてキルカウント12人ぐらいまではあの外道殺人鬼男性も頑張るべきだったと思います。
そういう教科書でもあるのかよっていうぐらいに日本のインディーズ映画の野心作的な売り方をされる映画の人物描写は画一的でこれもなんかそんな感じでした。
誰にでもとは言わずとも『ロッキー』刺さるじゃないですか、ロッキーほどのファイティングスピリットもタフネスもない我々凡人にも。この『野球少女』もそんな感じだと思いますよ。『ロッキー』も元気になるがこれもとても元気になる。
要は『ママレード・ボーイ』でしょ? とか言うんじゃない! まぁ設定的にはまぁ…似たようなところもあるが…でもあっちほど爽やかじゃないからこっちは! ドロってるから!
ぶっちゃけあんまりおもしろい映画ではなかったがそうは言ってもやっぱり感慨深いものがある『ザ・ウーマン』シリーズ(たぶん)最終章。
美形をテレビ的に際立たせるためか剛典くん真剣佑くんはメイク厚めでなにやら歌舞伎のようになってしまっているというのはまぁ、ご愛敬ということで…あぁ、そういうテレビっぽさを全部抜いちゃえばもっと映画として面白かったのになぁ!