無駄に絢爛映画『LORO(ローロ) 欲望のイタリア』感想文

権力の寓話というには現実の側が寓話的虚構に寄りすぎている昨今ですが、ベルルスコーニ時代の虚実入り乱れる政治内幕劇であると同時に、あちらでもこちらでもあるある感のある、たいへん刺激的でおもしろい権力の寓話であったとおもう。

映画『ロイヤルコーギー レックスの大冒険』感想文

ワンちゃんがいっぱい出てくるので見た目かわいいですが風刺は直球だしロイヤルコーギーズの権力闘争もえげつないしファミリー映画と油断してかかると殴られる。

女優怪獣バトル映画『真実』感想文

ドヌーヴとビノシュの演技合戦に魅力を見出せなければ結構厳しい映画っぽい。ぼく厳しかったです。つまらなくはなかったけれど。

ワニどんと来い映画『クロール ―凶暴領域―』感想文

B級オモシロとB級人生賛歌だけで構成されている上に台風の時に興味本位で避難指示地域に入ったり増水した河川を見に行ったりするとワニに食われるから絶対にやってはいけないというありがたい教訓まで得られるB的に完璧な87分だった。最高。

全然笑えないお笑い映画『ジョーカー』感想文(多少ネタバレ注意)

劇伴は重いしお話はシリアスそのもの、ジョーカーが舞台の上でネタを披露する場面等々死ぬほど居たたまれない場面の連続だが、でもなんだかブラックジョークのようでところどころ痙攣した笑いさえ漏れてしまう。食えない映画。時代を読んだ映画だし、時代が生んだ映画。

仰天映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』感想文(わりとネタバレ注意)

あまりの衝撃映画っぷりに上映時間の半分以上は笑える映画でもないのに顔が笑ってしまっていた。信じられないような光景に遭遇すると人って笑うんですね。もう笑うしかない。なんだかすごいぞ!

まだ続くのかよ映画『パージ:エクスペリメント』感想文

ぶっちゃけ観る前はもう打ち止めでいいだろうと思っていたが、ここへきてちょっとまたシリーズのポテンシャルを感じてしまった『パージ:エクスペリメント』であった。でもまぁもう続編はやらないでいいとおもいます。

映画の感想『ハーツ・ビート・ラウド』『7月の物語』

ダメな男ばっかりだなぁ的な映画の感想二本立て。いつになっても子離れできないダメなロック親父が出てくる『ハーツ・ビート・ラウド はじまりのうた』と性犯罪案件の男がたった70分の上映時間に3人も詰まったダメ男のセット販売映画『7月の物語』です。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』感想文(途中から多少ネタバレ)

ガメラ派っていうかゴジラをほぼ観たことがないので平成ガメラで描き切れなかったことがここに…! みたいな感じで盛り上がった。すばらしき怪獣黙示録。

飄々伝記映画『コレット』感想文

話の流れだけ見れば不憫度高めの物語もコレットの強キャラに敬意を表して(かどうかはしらない)飄々淡々、愉快奔放。途中からは作家先生コレットに頼らないと生きていけない夫ウィリーが憐れに見えてきて、からの結婚生活の痛快顛末にサムズアップ。おもしろい映画でしたね、