風邪を引いたときに見る悪夢みたいな映画『MALUM 悪しき神』感想文
とにかくあちらもこちらも謎だらけ、でも映像のインパクトは強いから怖いし面白い、そんな映画でした。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
とにかくあちらもこちらも謎だらけ、でも映像のインパクトは強いから怖いし面白い、そんな映画でした。
振り返ればそこに香川照之。いや振り返らなくてもそこに香川照之。歩く災害として香川照之を捉える面白い映画だったが、少し生硬だったようにも思う。
やたらと頭部破壊に集中した殺人に余念が無く、それ意外の要素、たとえば無駄なヒューマンドラマなどはやらない潔さで実にアッパレ、快作という言葉はこういう映画のためにあるのだと言いたくなる映画だった。
ポスターを見てなんかコメディっぽい感じだな監督は芸人さんらしいしと思っていたのだが蓋を開けてみればどっこい『呪怨』タイプのドJホラーでした。
変わったタイトルだが基本的にはウェルメイドなB級オカルト映画。そんなに深く考えることもなく漫然と観ていたらなんか思ったより面白くて得したみたいなそういうたぐいの映画だった。
想像だが『クワイエット・プレイス』思ったよりめっちゃヒットしたからその二番煎じ作れっていう発注の映画なんじゃないすかね。
なかなかパワフルなアクション&ホラー演出で楽しめたんですけど、ストーリー的には良くも悪くも原作ゲームファン向けのファンアイテムという感じ。
イタホラの悪趣味大将ジョー・ダマトの映画のようでもあるし、ピーター・グリーナウェイの身も蓋もないバージョンとも言えなくもないのだから、その趣味の悪さは大したものかもしれない。大したものかもしれないが、ただ虫が本当にキモい!!
またブラムハウスのヌルい家族愛ホラーだろと思ったら違った!デジタルテクノロジーの超進化によってもはや何が現実なのかわからなくなった世界の行く末を垣間見せるラストに戦慄の、これはたいへん掘り出しものの終末SFホラーではないかとおもいます!
今年もまた聖なる夜にクリスマスホラーレビュー10連発をプレゼント! これを読めばもうひとりぼっちのクリスマスも寂しくなぁぁぁぁぁぁい!!!!!