ラディフェミ一代記映画『グロリアス 世界を動かした女たち』感想文
ラディフェミ界のヒーローを居場所を求める一人の平凡な人間として捉え直した意欲作って感じでおもしろかったです。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ラディフェミ界のヒーローを居場所を求める一人の平凡な人間として捉え直した意欲作って感じでおもしろかったです。
単品だとあんまり面白い映画ではないがHBOドラマの『チェルノブイリ』とかと比べるといろんなものが見えてきて面白いっていう映画だった。
ストーリーはそれほど凝ったものではないし映像も凡庸、演出も大して気合いの入ったものには見えないが、ソ連を生きた大御所監督の作だけあって「あの頃」の迫真性があったと思う。
俺にとってはグッとくる場面多数だが人によっては変なキモイ人がキモめのことをダラダラとやってるだけの映画と映るかもしれない。切ない殺人鬼映画です。
面白い映画だとは思うが題材の扱いがやや無神経な気がしてなんか微妙だったよ。いろいろ考えさせてくれるって意味ではよかったですけどね。
なかなか突飛な話だがこれは実話なんだとか。アメリカの実話ネタ映画と違ってイギリスの実話ネタ映画は過剰な盛り付けがなくていい。
何故かドキュメンタリーと勘違いして観に行ってしまったのでフィクションの伝記映画と気付いて相当気落ちした。そういう感想。
総じてよくできた泣き系難病映画だとは思うが当然ながらそれ以上のものはなにもないので、まぁ映画館で泣きたい人は観た方がいいんじゃないすか。
大した映画だとは別に思いませんが飽きるところのない楽しい映画だったと思います。リドスコ流の挑戦者ものがたりとして見ればなおたのし。
あまりにも寝てしまったので実際にどんな映画だったか気になる人はこんなクソ感想など読まず今すぐ劇場へ行くしかない。行くべきだ。行ってください!