世界を修復する映画『スティルウォーター』感想文
頭のいい人は難しい話を簡単に説明するというがその映画版がこれ。で、その説明に少しの嫌味も観客を小馬鹿にしたところもないのである。いやはや傑作でありましたなぁ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
頭のいい人は難しい話を簡単に説明するというがその映画版がこれ。で、その説明に少しの嫌味も観客を小馬鹿にしたところもないのである。いやはや傑作でありましたなぁ。
あんまり前情報を入れてほしくない映画なのでがんばってどんな内容かよくわからない感想を書きました。
こんなタイトルだから反マチズモの映画かと錯覚してしまいますがむしろ逆にマチズモの呪いがけみたいな映画でちょっとだけホラーでした。コワイ・マッチョ!
少なくとも予告編からイメージされるものよりは全然面白かった。
大して面白いものでもないかもしれないが、こんな映画を休日に映画館で観る余裕が忙しなく情報収集&発信に勤しむ現代人には必要なのではあるまいか。
あまりにも寝てしまったので実際にどんな映画だったか気になる人はこんなクソ感想など読まず今すぐ劇場へ行くしかない。行くべきだ。行ってください!
意識してそうなったわけじゃないんですけど最初に20本ぐらい選んでそっから削って10本にしたら結構ワールドワイドな感じになった。新コロで閉塞した時代だからこそ映画でぐらい色んな世界を見たいよね的な感じで。
いろいろ考えさせられて面白かったですしあと睡眠導入映画としてもかなりレベル高かったです。
人間目線ではこれが単なる農場の一日でしかないとわかっていてもブタ一家の運命にはやるせない気持ちにさせられてしまった。人生があるよここには。人生の儚さと崇高が。ブタだけど。
水俣病の映画というよりは原一男が現地に20年間通い続けて見てきた水俣(周辺)と水俣病の人たちの映画という感じ。不思議と元気の出る映画です(とか言うと変ですが)