この物語、純愛につき映画『アナログ』感想文
あまりにも王道の難病純愛ものだったのでこんなのゼロ年代に公開されてたら完全によくあるあれで終わってたと思うが、原作がビートたけしなのでなんだか特別な一本になってしまった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
あまりにも王道の難病純愛ものだったのでこんなのゼロ年代に公開されてたら完全によくあるあれで終わってたと思うが、原作がビートたけしなのでなんだか特別な一本になってしまった。
おおなんとこれはネコチャン目線のネコチャン映画! と冒頭シーンを見て前のめりになったがその後普通に飼い主少女のドラマが入ってきた。まぁでも、ネコチャンのお芝居にオマケとして爽やかな女児の成長ドラマが付いてくるのだと思えば断然お買い得パック。
まぁ深いこと考えずともパロディとジョークいっぱいでたのしいたのしい、案外ピザとカワバンガの出番は少なくスプリンター先生がせっかく用意してくれた大量のピザを無視するなどのお前ら先生に土下座しろシーンなどもあるが、タートルではいや違う違うトータルではとてもよい映画であったからみんな観なさい。
これぐらいサイズ感の冒険活劇なんかそういや久しく映画館で観てないわ。上映時間106分。うんうんよかったよかった、満足。
うーん、エクストリーム! いやぁ世界は広いですなぁ。こういう映画を観ると自分の抱える悩みとか憂鬱気分なんかがしょせん大したもんじゃねぇなって相対化されて気が楽になりますよ。
イタズラっぽいユーモアあり風刺の効いた展開ありスラップスティックなアクションあり、そしてきゃわきゃわすぎる子ブタちゃんあり子供だいすきウンコ爆弾ありキッズのちょっとした成長もあり。最高!
このような映画に能書きなど不要。ライズボローの見事な芝居を観れば長々とわかったような感想を垂れる気もなくすというものだ!
素直にパパサイコー思い出サイコーというだけの映画であった。なにか棘のある言い方になってしまっているがしょうがないじゃないだって俺こういうの気持ち悪いんだもん。
のろのろロバさんはボストンダイナミクスの夢を見る。機械が人間を駆逐した未来の世界なら、EOさんもむしゃむしゃにんじんが食べ放題で楽しいに違いない。
イイ話の映画ですけどジャッロ映画として観たら結構ガッカリする出来なので観たい人は変にハードル上げたりしないであくまでも多少の説教感があるおじいちゃんのイイ話として観ることを推奨します。