超ダルデンヌ映画『トリとロキタ』感想文

ダルデンヌはアメリカのB級ノワールを本当は撮りたいんだ論者の俺なので終盤の引き締まったアクション・シークエンスは素晴らしいなと思ったし難民のリアルをカメラで切り取る社会派映画というよりたまたま主人公が難民なだけのB級ノワールとして観ればかなりよい映画に思える。

風景の問題映画『生きる LIVING』感想文

まぁなんていうかエンディングノート的な? 物語としてはオリジナル版よりこっちのリメイク版の方が普遍性はあるかもしれないし、楽しめるは楽しめましたけど、グッとくる映画かといったらそうではなかったな俺は。

今こそ観たい映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』感想文

挑発的な選曲で幕を開けるこの映画は言うならばボウイの映像ライブにして映像と音楽で観るボウイの思想書。観ろとしか言えない。

サイケ内宇宙冒険映画『自分革命映画闘争』感想文

サイケな映像・音楽が気持ちいい映画だが、一人の映像作家がコロナ禍で感じたもの、考えたものが込められた詩的なエッセイ映画とも取れ、そういう面から見ても面白いと思う。

進化しない映画『シン・仮面ライダー』感想文

なにはともあれ長々と感想を書かせる映画というのは面白い映画には違いないのだが、面白いと感じることと呆れることは両立するので、楽しんだは楽しんだけどいろんな意味で発展性のない老いたオタクに呆れたっていう…そういう感じかなぁ?

俺かよ映画『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』感想文

映画としては普通だが面白いとか面白くないとかの話とは別に精神の同類として感じるものはあった。あくまでもこっちが勝手に同類判定を下してるだけなのだが。