映画『ジャバーウォッキー』感想文というかギリアムよもやま話
映画の感想っていうかギリアムのトリビアのコーナーになってしまった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
映画の感想っていうかギリアムのトリビアのコーナーになってしまった。
ジェネリック古谷実映画としてはほどよく笑えてほどよく悲惨で楽しめるがジェネリックはジェネリックなので・・・みたいな感じ。
現代日本の時代診断映画としては比類ない。おそろしくも滑稽で身につまされる、これはなかなか破格の映画だったと思う。
良く出来てるとは思いつつホラー欲はあんまり満たされなかった映画。
こういう社会派残酷寓話みたいなやつは今のヨーロッパ映画界にやたらウケるらしい。面白かったけど少しだけまたかぁとは思った。
俺はダメでしたがハマる人はハマると思います。
河崎実のいつものしょうもない激安映画ですが政治的思惑抜きで楽しんで作ってるんだろうなっていうのが見えるからしょうもないけど幸せ感がある。
この邦題にしてKKKをぶっ飛ばすだけの血まみれ78分。うむ、上映時間も潔い!
監督の盗作エピソードも含めて野次馬的にはたいへん面白い映画ではございますがただじゃあ映画単体としてどうかっていうと俺はそんなでもないと思った。
なかなか突飛な話だがこれは実話なんだとか。アメリカの実話ネタ映画と違ってイギリスの実話ネタ映画は過剰な盛り付けがなくていい。